6月2日 「学び通信」ブログでの紹介はここまで

書き始めた「学び通信」をこのブログで紹介してきました。
今日、紹介するのが「№4」。
週一のペースで一年間発行する予定です。
教育に関すること、町歩きに関すること、そして趣味の読書に関することを書き綴る。
書けるのかなあと始めてみると、難なく書けることが判明。
次号からは、もう少し深い内容に・・・と思っているので、「学び通信」のブログ公開はここまで・・・です。

今回も些細な事ですが、何かの参考になれば幸いです


◎アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング博士が考案した

割れ窓理論(Broken Windows Theory

という言葉をご存じですか?

 1枚の割られた窓ガラスをそのまま放っておくと、さらに割られるガラスが増え、ごみが捨てられ、やがて地域の環境が悪化し、凶悪な犯罪が多発するようになるという犯罪理論です。1994以降、ニューヨーク市で、当時のジュリアーニ市長が、この「割れ窓理論」を実践し、割れ窓の修理や落書きなど軽微な犯罪の取締りを強化した結果、犯罪が大幅に減少したことでも有名な理論です。

 つまり、小さな犯罪を徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪をも防止できるということです。そして、この理論を効果的に使っているのがディズニーランドだと言われています。パーク内ではゴミが落ちていることはありません。スタッフが昼夜問わずパーク内を清掃し、常に清潔な状態に保つようにしているからです。そうすることが、ゲストのマナー向上にも繋がっているそうです。なるほどなあって感じです。

 

◎「聖徳太子と言えば法隆寺や四天王寺が有名だけど、京都の町中にも聖徳太子ゆかりの寺があるよ」と、子どもたちに紹介するのが六角堂(頂法寺)です。

四天王寺建立のために用材を求めてこの地を訪れていた聖徳太子は旅の疲れを癒すため木の枝に護持仏をかけて沐浴をしたところ護持仏が重くなり、その場で一晩を過ごすことになりました。すると、夢の中に護持仏があらわれ「この場所にとどまって衆生の救済に当たりたい」というお告げがあったため、この地に御堂を建て護持仏を本尊として祀ったといわれています。それが六角堂です。

地下鉄烏丸線の御池駅と四条駅のちょうど真ん中あたりに位置する小さなお寺で、気軽に立ち寄れる場所となっています。この池のほとりに、小野妹子を始祖とする僧侶の住坊ができ、「池坊」と呼ばれるようになりました。そう、華道で有名な「池坊」です。ですから、華道「池坊」の道祖は、あの遣隋使で有名な小野妹子なのです。ですから、この寺に隣接してある大きなビルは「池坊」の本社です。小野妹子と池坊、初めて知った時は「えーっ!」でした()


◎今野敏さんという作家をご存じでしょうか。主に警察モノの小説を書かれている作家です。警察モノなのですが、警察内の人間模様がうまく描かれていて、これまた大好きな作家のお一人です。この今野さんが書かれた小説の中に「割れ窓理論」が紹介されたものがあります。今野さんのヒット作品の一つ「任侠シリーズ」の中の「任侠学園」(中央文庫)という本です。この本は荒れた学校をやくざが立て直していくという話。楽しく読むことができます。また、今野さんがいじめ問題をモチーフに書いた「慎治」(中央文庫)も、いじめを考える時に参考になる一冊です。ただ、私が今野さんの作品の中で一番好きなのは隠蔽捜査シリーズです。この中に出てくる竜崎伸也警視長の仕事に対するスタンスが何とも格好いいのです。お時間があれば、是非、読んでみて下さい。


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# by sitoi | 2018-06-02 07:48 | Comments(0)  

6月1日 学級づくりの難しさ

学級担任を離れた今になって、学級づくりの難しさを痛感している。
それは、学級から一歩離れたところから、どれだけ適切な支援ができるのかということだ。
これが、今年、私が考えていかなければいけないこと。
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鴨川沿いの緑が美しい6月。
それは、学級の中で様々な問題が生じる時期でもある。
ここで起こる問題を解決しながら、学級を高めていけるかどうかがとても大事になってくる。
私はどんなサポートをしていけるだろう。
答えは自分で見つけていくしかない・・・。


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# by sitoi | 2018-06-02 07:41 | Comments(0)  

5月23日 学び通信第3号

今回も些細な事ですが、何かの参考になれば幸いです


◎向山洋一先生(TOSS代表)は、様々な授業の原則を提唱されていますが、その中でも、なるほどなあと納得し、若い頃から常に意識している言葉に

一時に一事を意識する

というものがあります。

 これは、「一時」に複数の指示を出すと、子どもたちが混乱してしまうことを言ったものです。たとえば「机の中から筆箱を出し、鉛筆を1本出して、ノートを開きます」という指示を出すと、「一度に3つの指示を出していることになりますよ」ということです。「机の中から筆箱を出しなさい」「鉛筆を1本出しましょう」「ノートを開きます」といった具合に「一時に一事」を意識しないと混乱させてしまいますよということです。こんな簡単な指示なら同時に出しても混乱はないでしょうが、指示を出す場合に「一時に一事」を意識することは、教師自身の頭の中を整理することにも繋がる大切な原則だと思います。


◎機会を見つけては美術館に行くようにしています。絵を見てどうのこうのと言えるほどの感性も知識も持ち合わせていないのですが、最近は音声ガイドを貸していただけるので、それを聴きながら絵を見ることにしています。これを使うと絵の時代背景も知ることができ、歴史の勉強にもなって、楽しさ倍増なのです。この絵画鑑賞は、私の授業づくりの基盤にもなっています。こんな風に書くと突拍子もない話に聞こえるかもしれませんが、1890年代にニューヨーク近代美術館に勤務されていたアメリア・アレナスという方が「対話型鑑賞」と題した取り組みを実施されており、そこから少し授業のヒントをもらいました。

お薦めの美術館は数多くあるのですが、その中の一つにアサヒビール大山崎山荘美術館があります。こじんまりした美術館ですが、広大な庭と古い山荘、そこに安藤忠雄が設計した地中館が隣接しています。地中館には、モネの「睡蓮」が常設展示されています。何より眼下の景色を眺めながら山荘のテラスでいただくビールが美味しいのです(笑)。機会があれば、是非、行ってみて下さい。


◎美術絡みで作家を紹介するなら、原田マハさんということになるでしょう、作家になる前に美術館でキュレーターをされていた彼女が書く美術をモチーフにした作品はどれも興味深いものです。

「暗幕のゲルニカ」(新潮社)や「たゆたえども沈まず」(幻冬舎)に出てくるピカソやゴッホは、読んでいてフィクションなのかノンフィクションなのか分からなくなってくるほど詳細にその生き方が描かれています。「たゆたえども沈まず」に登場する林忠正は実在の人物でヨーロッパに浮世絵を広めた日本人です。原田マハさんが書かれた新書の中でも紹介されており、昨年、授業化しました。この時代のことは調べれば調べる程、いろんなことが分かって楽しいです。原田さんの本も何冊か書棚に並べてあるのでどうぞ読んでみて下さい。美術とは関係ないですが「本日は、お日柄もよく」(徳間文庫)は、サラッと楽しく読めるお薦めの一冊です。


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# by sitoi | 2018-05-23 22:06 | Comments(0)  

5月20日 心地よかった宇治川散歩

日曜日なれど、今日は出勤日。
入試関係の学校説明会。

無事終了で、何やかんやで、帰宅すると15:00。
せっかくの日曜日で、天気もいいので、妻を誘って、宇治までドライブ。
今日は、山の木々も本当に美しい。
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で、宇治川沿いにできた朝日焼のギャラリーを覗きに行くことに。
宇治川沿いに建てられた小さなギャラリーなのだが、何ともお洒落な建物。
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気に入った器があったので、購入。
そのままブラブラ散歩して、老舗のお茶屋で珍しくパフェをいただく。
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ふーっ、気分転換して帰宅。
買ってきた器に花を入れると、こうなった。予想通り、いい感じ。
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# by sitoi | 2018-05-21 22:14 | Comments(0)  

5月19日 まさにブラタモリ・・・でした

今日の「明日の教室」は、まさにブラタモリでした。

集合場所は変更になって、近鉄の桃山御陵駅。
そこから、吉水先生の案内で、伏見の街をたっぷり3時間歩きました。
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何度も何度も歩いた町だけど、レクチャーを受けながら歩くと、全く違った景色に見えてくるのが不思議。
たっぷり歩いた後は、老舗の酒屋で一献。
楽しい一日でした。

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# by sitoi | 2018-05-21 22:04 | Comments(0)  

5月16日 些細なことですが、何かの参考になれば幸いです

◎前号で、授業改善の一つの方策として「小刻みに児童の活動を入れる」ことについて触れました。この方策はいろんな場面で考えることができます。たとえば、板書場面でも、

小刻みな板書で、子どもたちの学習を活性化させる

といったことを考えることができます。

 たとえば、算数の問題では「○○があります。△△しました。さて、××は何でしょう。」といった3段階に分けた文章がよく出てきます。これを1文ずつ範読し、復唱させ、書かせる。ずると、「次はどうなると思う?」などと問うこともでき、子どもたちを問題の世界に引っ張っていくことができます。また、1文ずつに分けることで、子どもたちの書く時間のズレを少なくするという利点も生じます。些細なことですが、子どもたちの活動場面を増やし、授業の活性化を図っていきます。 


◎前号で、出町柳駅で電車を降りると書きました。出町柳駅近辺には、下鴨神社があります。ここ数年、7月に開催される下鴨神社の御手洗祭(みたらしまつり)を楽しみにしています。平安時代に始まったというこのお祭りでは、参拝者は神社の中にある御手洗池の中に浸かり、無病息災を祈願します。この祭りには古くから出店も並び、人気を博した団子があります。それが「御手洗団子(みたらしだんご)です。つまり、下鴨神社は「みたらし団子」発祥の地なのです。

 今も、御手洗祭当日は、いろんな出店が軒を並べ、「みたらし団子」も売られています。もっとも、私は、好物の「出町ふたばの豆大福」が売られているので、そちらを買って食べています(笑)。

出町柳近くに店を構える老舗「出町ふたば」の豆大福は連日行列ができる大人気の商品なのです。

 いろんな歴史を垣間見ることもでき、町歩きは楽しいものです。週末の土曜日(5月19日)は、私が主宰する「明日の教室」で、伏見の町を歩くフィールドワークを予定しています。案内人は、地理教育のスペシャリスト、吉永裕也先生(兵庫教育大学大学院教授)です。参加費は3000円必要ですが、フィールドワークを学ぶ格好の機会になります。興味のある方は、糸井まで!


早く新刊を出してほしいなあと願っている作家さんは何人もいるのですが、その筆頭に思い浮かぶのが森沢明夫さんです。森沢さんの書かれたものはどれも読後に深い内省を与えてくれます

 数日前、カナダに住む娘の誕生日に送る荷物の中に森沢さんの著書「大事なことほど小声でささやく」(森沢明夫著)を忍び込ませました。とっても好きな一冊です。何か感じ取ってくれるといいなあと思っています。卒業生にも、この中に書かれている一節を話しました。こんな言葉です。

「あなたが生きられるのは、いまこの瞬間だけなのよ。過去と未来を思い煩っても、それは無駄なだけ。

やり直すことのできない過去を悲しんでいたら、せっかく生きている「いま」が不幸になっちゃうだけでしょ?それにね、まだ見てもいない未来を不安がっても仕方ないじゃない。大切な「いま」をつまらなくするだけだわ。それが、禅の「幸せに生きる極意」なのよ…。」

 森沢さんの本も中央教員室の本棚に数冊並べてあります。休日の読書にいかがですか。


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# by sitoi | 2018-05-16 22:37 | Comments(0)  

5月14日 「学び通信」なるものを書き始めました

職場の先生方向けに書き始めました。紹介しますね。


◎尊敬する野中信行先生(元小学校教師)がおっしゃる簡単な授業改善の方法に「小刻みに児童の活動を入れる」というものがあります。たとえば、

大事な言葉は、児童に復唱させる

というものがあります。

 授業中に、「607年に遣隋使が始まりました」と説明し、「607年 遣隋使」と教師が言い、「では言ってみよう」と子どもたちに声掛けし、みんなで「607年 遣隋使」と復唱するのです。ですから、授業中に何度か復唱場面が出てきます。たったこれだけなので、簡単に誰でもできます。ほんのちょっと授業にメリハリが出てきます。ほんのちょっとをいくつも用意することで、授業は改善されていきます。どの教科でも使えるかなと思います。


◎晴れた日は、出町柳駅から散歩しながら出勤することにしています。学校の周りもゆっくり歩いてみると、授業のネタになるものをいくつも発見することができます。たとえば、学校横の室町通りの信号機と北大路駅前の信号機では大きな違いがあるということをご存じですか。そうです。北大路駅前の信号機は最近どんどん増えているLEDを使った信号機です。室町通りの信号機は従来の信号機のままなのです。

この二つの信号機の写真を撮って、5年生を担当していた時に「環境問題」の授業を行いました。

信号機をLEDにすることで、電気量は約5分の1になるそうです。すごいです。現在、全国の信号機の50%程度がLEDタイプになってきているそうです。でも、このLEDにも弱点があって北海道などではなかなか変更が進まないそうです。その弱点とは!そうです、LEDは発熱しないという特徴があって、そのため雪などが多く降る地域では信号についた雪が溶けずに見えにくくなるそうです。これを防ぐための開発が進んでいるようです、信号も調べてみると面白いです。


◎最近、小山薫堂さんの本を立て続けに数冊読みました。小山さんの文章は、仕事に疲れた頭のカンフル剤とも言えるもので、刺激になります。小山薫堂さんは、あの「くまモン」の産みの親として有名ですが、最近、京都造形芸術大学の副学長、京都の老舗料亭「下鴨茶寮」の社長としても活躍されていて、京都で過ごす時間も多いとか。それだけで、何だか身近な方に感じられます。

 次々に新しいことを始められる小山さんは、本の中で、アイデアを生み出すヒントをたくさん紹介してくれているのです。例えば、「アイデアは呼吸をするように」「努力からひらめきは生まれない」「関わったみんながハッピーに」「一つのことだけやっていてもダメ」「アイデアの種をポケットに」等々です。

 中央教員室の本棚に何冊か放り込んであるので、興味ある方はお読みください(本棚に私物の教育関係の本や趣味の本など多くはないですが、並べてあります。自由に持ち出して読んでいただいて結構です。マニアックな本も多いですが、どうぞ!あっ、忘れず返却して下さいね(笑))。


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# by sitoi | 2018-05-14 21:49 | Comments(0)  

5月13日 鞄に本を詰め込んで琵琶湖へ

今日は、「母の日」なので、妻にランチをご馳走しようと琵琶湖へ向かう。
1時間ほどドライブして、お気に入りのカフェ。
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雨の中、テラス越しに見える木々の緑が美しい。
店内には、キースジャレットのピアノが流れている。
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この店のランチは、スープとサラダ。それにパスタ。
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キースジャレットのピアノが素晴らしくて、食後に珈琲とシフォンケーキを注文。
しばし、のんびり読書を楽しむ。
その後、ギャラリーと骨董屋を覗く。
気に入った花器があったので、購入。
帰宅後、早速、妻に花を飾ってもらう。
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夜は義母を誘って、夕食。
さあ、明日からは気合を入れて頑張らねば・・・。



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# by sitoi | 2018-05-13 22:12 | Comments(0)  

5月6日 連休の締めくくりは龍安寺

午前中は、妻は華道。
で、午後からドライブ。
連休の締めくくりは龍安寺。
ここは、すごく気に入っているお寺。
石庭が有名だが、大きな池の周りを歩くのが何ともいい。
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ゆったり見て回った後、新たなカフェを発見。
いや、カフェというより喫茶店、それも上質の。
今度はランチをいただきに来たいなと思わせる店だった。
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さあ、明日から学校だ!

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# by sitoi | 2018-05-06 22:10 | Comments(0)  

5月6日 それが目標だと思いたい

新学期が始まってから一か月が過ぎたのがなあと、今更ながらカレンダーを見て思う。
担任なし、授業なしの日々って、どうなるのだろうとスタートした新学期。
仕事がないのかと思いきや、結局、帰宅時間はこれまでも遅くなった日々・・・。

時間があれば、各教室の様子を覗きに行く。
そこが現場であり、そこに全てがあると思っているから。

先生方の学級通信、週案には、一言、コメントを添える。
それが、コミュニケーションの始まりだと信じているから。

早い段階で、保護者の方々と連絡を取るようにする。
担任ではないからこそ、話ができることもあると思うから。

校内研修を実りあるものにする。
私が学んできたものを校内に何らかの形で残す。
それが、私学に変わった一つの理由だったはずだから。
今年度は、複数回に渡って「学級づくり」の話をさせていただく。
連休明けは、立命館大学の荒木先生をお招きして、30分ずつ研修の場を持つ。

ほんの些細なことを積み上げて、学校を変えていけるといいなあって思う。
そして、それが私の教師人生の最後の目標だと思いたい。

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# by sitoi | 2018-05-06 09:08 | Comments(0)