朝、少し早めに起きて、昨日の「英語の授業」について、「授業者のコメント」を書き、送付。
二学期の「
HUGHUG」に、授業の様子が掲載されることになっている。
7:00過ぎに出勤。
今日は、土曜参観なのだ。
参観授業は、国語。
谷川俊太郎の「うとてとこ」の授業を実施。
野口先生の追試だ。
授業は、うまくいったところ、いかなかったところ・・・・いろいろ。
でもまあ、子ども達の様子を見ていただき、授業の核の部分を見ていただくという点ではよかったのだろうなと思う。
つまり、こういう感じで日々やってます、ということをだ。
参観授業後の3時間目と4時間目は、社会科と理科。
軽い感じの授業を試みる。
たとえば、社会科は、鎌倉時代のまとめで、黒板にキーワードを20個書き上げる。
「ご恩」「奉公」「北条政子」「平治の乱」等々・・・・だ。
その後、20のキーワードの意味をサラッと確認し、ビンゴゲームへと。
ノートに縦横三つのマスを書かせ、そこに、20このキーワードから9つを選んで書き込ませる。
で、その後は、いわゆるビンゴゲーム・・・というわけだ。
ここまで、やっておけば、次時は、「20このキーワードを覚え、説明できるようにしよう」という課題のもとに「学び合い」っぽい授業を展開して、で、テスト、流していくつもり。
理科は、「ヒトの体」の「血液」。
・・・・まっ、これも、軽めの授業。
授業が終わるとすぐに、車に飛び乗り、京都橘大学へ。
今日は、岩瀬直樹先生@埼玉をお招きしての、「第14回明日の教室」なのだ。
少し遅れて到着。
会場は、40名ほどの教師&学生が集まり、満席状態となっていた。
会場に使っているのは、教室サイズの40名定員の部屋なのだ。
内容は、ライティングワークショップ「作家の時間」。
アッという間の4時間だった・・・。
最後に、一人の先生が、みんなの前で、ご自身の書き上げた作品を読み上げられた。
その先生は、岩瀬先生のワークショップを受けたくて、所沢から来られたそうだ。
所沢から岩瀬先生の学校までは、15分程度・・・だそうだ。
ところが、現在、岩瀬先生は、多忙な毎日のため、ほとんどワークショップの仕事を受けておられない。今回の京都でのワークショップは、本当に無理を言って受けていただいたものなのだ。
その先生は、「27000円の交通費は決して安くはなかったけれど、でも、来てよかった」と言って下さった・・・。
聞いていて、胸が熱くなった・・・・。
そして、こう思った。
「自分は、こういう熱い思いを持つ機会を、京都の若手から奪っているのではないか・・・」と。
自分自身は、昔、何かを得たくて、何かを学びたくて、わずかの自由になるお金を使って、夜行バスに乗って東京へ向かったことがある。
絶対に何かを掴む・・・・その一心だった。
同じように参加していても、この所沢から来られた先生と、何気なく参加した者とでは、得るものは違ってくるのだろう。
でも、・・・・・。
でも、私は、思う。
「本当に力のある若手教師は、この場に毎回集まることで、きっと信じられないほどの力をつけてくれるだろう。遠くまで出かける意気込みは育たないかもしれないけれど、その分のお金で必要な書物を買うことができるだろう。」と。
懇親会では、岩瀬先生の近くに座って、いろんな話をした。
普段、懇親会では、私は講師の先生のそばには座らない。
講師の先生のそばに私が座ってしまうと、若手の先生が話に来づらいだろうから・・・。
でも、今回だけは、と思った。
だって、誰よりも、きっと、私は岩瀬先生のファンだから。
岩瀬さんが、きっと、日本の教育の何かを変えてくれると思っているから・・・。
その岩瀬さんを京都にお招きできた・・・・幸せだなあ、そう、思う。
今日は、少し早めに帰宅。
でも、気持ちが高ぶっていて、結局、眠れず・・・・。