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学校から新しい風を!

2019年 03月 21日 ( 1 )

3月20日 先生、叱ってくれてありがとう

何人かの子どもたたいから手紙をもらいました。
その中に書かれていた一節に、
「先生、叱ってくれてありがとう」
というものがありました。
書いたのは、女の子でした。

この文章には「誰を」がありません。
たとえば、
「先生、私を叱ってくれてありがとう」
「先生、私たちを叱ってくれてありがとう」
「先生、〇〇くんを叱ってくれてありがとう」
などが考えられます。

私は、前後の文章から、
「先生、私たちを叱ってくれてありがとう」
という趣旨で書いたんだろうと推測しました。

なので、とっても嬉しかったです。
それは、私は常々、こう考えているからです。
「叱るも、褒めるも同じ。その子のことを考えて、その子のことを見ているからできることだから。
でも、叱るのリスクは大きい。その子の心に届かなければ、反感しか残らないから。だから、叱った後は、フォローが必要だし、褒める場面もつくり出さなければならない。」

たとえば、叱る場面の多かった男の子は、意識して褒める循環に変えていきました。
「トラブルを起こす」→「叱る」→「保護者に連絡する」→「トラブルを起こす」→「叱る」→「保護者に連絡する」
が繰り返されていた子がいました。
これは、まさしく悪循環で、繰り返すことで、保護者の不信感、どうせおれなんて、という構造を生み出します。
そこで、「叱った」後、その子と一緒に遊んだり、意識して関わるようにしながら一週間を過ごしました。
週末に、保護者に、その子がいかに頑張ったかを具体的に伝え、精いっぱい褒めてやってほしいと伝えました。
わが子を褒められて嫌な保護者などいないのです。しかも、嘘ではなく、具体的な事実をもとによかった点を話すのです。
一か月ほど、週末には母親に電話をするようにしました。
もちろん、悪かったことがあればそれも話しました。でも、必ず頑張ったことを中心に話すことを忘れずに。
「保護者にがんばりを伝える連絡をする」→「褒められる」→「がんばる」→「保護者にがんばりを伝える連絡をする」→「褒められる」→「がんばる」
という循環をつくったのです。その子は劇的に変わりました。

時には、クラス全体を怒鳴りつけました。
教室はきれいごとだけでは、変わりません。
私は、怒鳴りつけてでも、教師の本気を見せる場面も必要だと思っています。

私が思っている通りなら、その子は、
「先生、私たちを叱ってくれてありがとう」の次に、書かれてはいないけれど、

「おかげで、私たちはがんばれたよ」

の思いがあるんじゃないかなって思っているのです。
いや、そうだったら、本当に嬉しいなな・・・。


by sitoi | 2019-03-21 08:48 | Comments(0)

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