2018年 07月 04日 ( 1 )

 

7月4日 「教師の仕事術 10の原理・100の原則」

堀裕嗣さんの新刊「教師の仕事術 10の原理・100の原則」を読み終えました。実は、何度も何度も読み返していて、未だ読み終えたという感覚ではないのですが、とりあえず、この辺で読後の感想めいたものを書いておきたいと思います。


まず、この本の表紙には「『時短』と『成果』を両立させる」とか「働き方を変えるための成功法則110」などといった言葉が並んでいるのですが、この本の題名は、私は「働き方を変えるための仕事術」とした方がすっきりしていてよかったのにと思っています。


仕儀術に関するビジネス書は多く、それらを読む中で、自分の仕事に生かしてきた教師も多いと思います。かくいう私も、その一人です。それらビジネス書に書かれている内容は、当然「成果を上げるための仕事術」です。ビジネスの世界と教育の世界は違いも多いので、それらの本から教育の場に置き換えて使えるものを学んできました


では、教育書の中に仕事術を扱ったものがなかったかというとそうではありません。そういった類のものはあるにはありましたが、その多くは「初任者に対して仕事のハウツーを分かりやすく書かれたもの」であったように思うのです。「この時間にこれを済ませておきましょう」とか「こうやると楽ですよ、仕事を簡略化できますよ」といった具合に。そこには「成果を上げるために」という目的は希薄だったのではないでしょうか。


ところが、この本に書かれているのは、まさしく「成果を上げるための術」に他ならないのです。そして、その多くはビジネスの世界でも通用する事柄ではないのかというのが私の感想です。ですから、この本は「働き方を変えるための仕事術」と題して、一般書としてバーンと販売すればよかったのにと思うのです。そうすれば、きっと販売価格も抑えられたのにね。そして、教育界からビジネス界が学ぶ初の書になったかもしれないなあ(笑)。


でもね、この本は、覚悟を持って読まないと、結構、過激です。こんな言葉が並んでいます。


あなたは五時以降や土日を最初からあてにする人間に、堕落しているだけなのです。

《活きている時間》は待つものではなく、自分で創り出すものなのです。


その通りだと思うのです。仕事で成果を上げたい人にとって間違いなく必読の書になると思います。



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by sitoi | 2018-07-04 23:39 | Comments(0)