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学校から新しい風を!

2011年 02月 13日 ( 3 )

2月13日穐吉さんとの思い出(4)

年度が代わり、4月を迎えました。

慣れないFaxを使って、アメリカに何度か手紙を送りました。
が、Faxは何とも頼りない代物です。
ガガガガッ・・・と紙が機械の中に入ってきて、・・・・・出てくる。
ホントに送られてるんかいな・・・・てな感じです。

穐吉さんからの返事は届きませんでした。

校長先生からも、
「ホントに来てくれるの?」
と聞かれるのですが、
「はあ、大丈夫だとは思うのですが・・・」
と、頼りない返事を繰り返すしか仕方ない日々が続きました。

そんなある日、
朝起きて、電話機(Fax兼用機)が、紙をはき出しているではありませんか。
穐吉さんからの返事でした。
ヨーロッパへの演奏旅行に行っていらして、返事が遅れたとのこと。
改めて、大変な方にお願いしたのだと痛感・・・。
日程が決まり、11月13日に来校して下さると、書かれていた。
そして、前日に、京都入りすること。また、近くなったら連絡すると書かれていました。

翌日、早速、校長先生に日程を告げるのと同時に、教職員にも報告をしました。

しましたが、・・・・、私の中で大きな不安がわき出してきたのです。
それは、1年生の子ども達まで、穐吉さんのピアノ演奏を聴いてくれるだろうかということです。
今の私なら、絶対に大丈夫だよと、そんな心配はしないのですが・・・・。
当時の私は不安で仕方ありませんでした。
だって、無理をして本校に来て下さる穐吉さんの善意に応えるには、しっかりと音楽と向き合う子ども達であってほしい・・・そうしなければならないと思っていたのです。
こういう考え方はよくないです。でも、その時は、そう思っていたのです。

そこで、私は、その時、担任していた6年生の子ども達と保護者、お年寄りを対象にした音楽会にしようと決心したのです。
担当する6年生の子ども達なら、事前に穐吉さんについての話をしたり、音楽に親しませたりする時間をとることも可能だと考えたのです。
しかし、ここで、大きな問題が起こったのです。

そうです、学校音楽鑑賞会費用を見込んでいた30万円が使えないということになるのです。
6年生の保護者にも来ていただくということで、PTC(親・教師・子どもの活動)費用プラス鑑賞費としてお金を徴収するとしても、10万円が限度でした。
つまり、20万円が足りない・・・という事態が生じたのです。

悩んで、悩んで、・・・・・私が考えた方法は、ソニー教育財団の教育論文を書くという方法でした。
今は、少し内容が違うのですが、当時、ソニー教育財団は、教育論文に対しての賞があり(現在は、教育プランに対しての助成となっている)、その賞金が20万円だったのです。(もちろん、大賞などはもっと高額でした)

この賞をもらう。そして、その賞金を鑑賞代として使う。
今、考えてみると、よくもまあ、こんな馬鹿げたことを・・・と思うのですが、当時は、真剣でした。
まず、この教育論文の締め切りが夏休み後半だったので、夏休みはそれに全力を尽くす。
とにかく、その時の私には、20万円をつくる方法を他に見つけることができなかったのです。

(以下、次号に続く)
by sitoi | 2011-02-13 22:19 | Comments(0)

2月13日 穐吉さんとの思い出(3)

まずは、担当の方に御挨拶。
しばらく待つように言われ、椅子に座って待つことに。
こんなに緊張した時間は、人生の中で数えるほどしかなかった・・・・そんな時間を過ごす。

しばらくそんな時間を過ごしていると、
「どうぞ、こちらへ」
と担当の方に楽屋になっている部屋に通していただく。
「失礼します」
と、ドアを開けると、そこには公演用のドレスをまとった穐吉敏子さんが立っておられた。
「お忙しいところ、時間をとっていただいて、ありがとうございます。」
と、御挨拶すると、
「はい、じゃあ、とりあえず、話をうかがうわ。」
とのこと。

私は、
①自分は宇治の小学校で教師をしていること。
②本校は、デイサービスセンターが学校内にあり、お年寄りもいらっしゃること。
③本校の音楽館鑑賞会という場で、穐吉敏子さんにピアノ演奏をお願いしたいと思っていること。
④音楽鑑賞会には、子ども達だけでなく、お年寄りにも参加してもらおうと思っていること。
⑤出演料は、申し訳ないが、30万円しか用意できないこと。
といった内容を5分ほどで、たぶん、汗をかきながら、話した・・・・と思う。

その間、穐吉さんは、私の話を静かに聞いて下さった。
そして、
「分かった。行くわ。」
「はっ?」
「話は分かりました。OKよ。」
「えっ?」
「この後の連絡は、Faxでお願いね。これが、番号。秋になると思うわ。詳しい日程もFaxでね。」
「あっ、ありがとうございます!」
「じゃあね。」
「はい、ありがとうございます。Faxさせていただきます!」

楽屋に入ってから、出るまで、10分もなかったと思う。

その後、穐吉さんのジャズピアノコンサートを聴いたのだが、まさに夢見心地であった。

翌日、校長先生に報告。
「えーっ!そんなことあるの?すごいやんか、それは!」
と喜んでいただき、私もただただ喜んでいたのですが・・・・

実は、ここから学校鑑賞会まで苦難、苦難、苦難・・・・が続くことなど考えもしなかったのでした。

(次号に続く)
by sitoi | 2011-02-13 20:54 | Comments(0)

2月13日 2月の「明日の教室」終了

今日は、はじめての朝からの「明日の教室」。
三連休の最終日という設定にも関わらず、遠くは福岡、東京からの参加者もアリ。
50名以上の盛況ぶりでした。

仲里先生は、いつもの仲里節でした。
仲里先生の授業は、緻密な教材解釈に支えられているのだが、やはり、その語りの上手さが、それを一層素晴らしいものにしていると思う。
やっと、その仲里節をDVDの形で、全国に発信することができます。

講座修了後、今日は、お好み屋さんで懇親会。
結局、気がつけば、16:00過ぎまで、教育談義・・・・でした。

夕方から、家族で、外食。
娘は、「お好み焼きが食べたい」と。
仕方なく付き合うも、美味しくいただきました。

その後、ちょっと気になっていたシンガー「SHANTI」のアルバムをレンタル。
この一年ほど、通勤電車で一番よく聴いたのは、「noon」のアルバム。
軽いジャズボーカルが一番くつろげるのです。
この「SHANTI」のアルバム、ボーカルが良いのは勿論なのだが、編曲が素晴らしい。
ということで、ゆったりボーカルを聴きたい方にはお薦めの一枚です。
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by sitoi | 2011-02-13 20:34 | Comments(0)

E-mail:susumu422☆gmail.com(☆を@にしてください。)