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学校から新しい風を!

2009年 07月 27日 ( 1 )

7月26日 やっと、少し自分が見えてきたのかも・・・

10年前が一つの転機だったのだと思う。
つまり、40歳の時、である。
この話は、よくするのだが、今日は、改めて、そんなことを考えていた。

仕事の上では、いつまでたっても伸びない自分に苛立ち、半ば投げやりな気持ちさえなっていた。
暮らしの上では、自分の人生の後半戦をどうするか、に悩んでいた。

そうこうするうちに、仕事の上でも、暮らしの上でも、一大転機が訪れてきた。
というよりは、起こしたのだけれど・・・・。

まず、暮らし。
周囲の反対を押し切って、それまでのマンションから、今の一戸建の家に引っ越しを決めた。
多額のローンを抱えることになったのだが、それが、自分の人生の後半に大切なことだと思い、決めた。
誰もが反対する中、妻だけは、後押しをしてくれた。
いつものことだが、感謝している。

そして、仕事。
「総合的な学習」の導入前。多くの学校が、その研究に取り組んでいた。
当時、勤務していた学校も、そうであった。
私は、教科書のある教科学習の研究も十分にできない状況で、学校に丸投げされる「総合的な学習」がうまくいくわけがない。もし、うまくいかそうとするならば、「学校にはプロデューサーが必要だ」と考え、当時、名古屋の金城学院大学にいらした藤川大祐先生に、その旨をお願いすることにした。

私が、藤川先生にお願いしようと決めたのは、当時、見ていたテレビ番組が影響している。
それは、番組の中で歌手を育てるというもので、そこからデビューしたのが、ケミストリーであった。
彼らは、ものすごい数のオーディションの中から選び抜かれた逸材であったのだ。

で、私が注目したのは、「モーニング娘」であった。
彼女らは、オーディションを勝ち抜けなかった女の子達の集まりであった。
それを敏腕プロデューサー・つんくが、売れるようにプロデュースしていく過程を見せてくれたのだ。
全く無名で、しかも驚くほどの歌唱力もない彼女たちの歌が、あれよあれよという間に、日本中に流れていったのだ。

私は、その有り様を見ながら、こう思っていた。
「すげえ・・・。そうか、プロデュース次第で、さほど力がなくても、いい仕事ができるわけだ。ヒット曲になるんだ。大事なのは、プロデューサーだな。」
と。
ならば、たいした力のない教師だって、きちんとプロデュースしてもらえば、何とかなるんじゃないか・・・と。
学校をプロデュースできる人って、いるか?
どんな人なら、可能なんだ?
えっと、とにかくいろんな授業のことを知っていて、どんな教科内容にも対応できて、しかも、新しい教育観についても堪能で・・・・しかも、発想力に優れていて・・・・そんな人いるか?

あっ、いた。藤川大祐先生なら、可能だ。
そう思い、「私たちはモーニング娘になります。つんくになって下さい。」と連絡したのだ。
しかし、40歳の男が、モーニング娘になりますとは、よくもまあ、と思うが・・・・その時は、本当に、そう思ったのだから仕方ない。

その後、藤川先生とは、数年、何度も、授業づくりの過程で、いろいろ助言いただくことができた。
この数年間が、今の私を支えてくれている。
で、その時、藤川先生が言われた言葉は、今もしっかり覚えている。
「糸井さんがプロデューサーにならなきゃ駄目だよ」

この10年、いろんな出会いを繰り返し、やっと、今、自分をプロデュースするということの意味が分かってきたように思う。
今日は、この夏休み中に書きあげる予定の単著のプロットを書き出していた。
単著の中では、この10年のことを書くつもりだ。
by sitoi | 2009-07-27 07:42 | Comments(0)

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