2009年 12月 12日
12月7日 ゲーム感覚で使う国語辞典
なので、今週は、やりたかったことをゆったりと子ども達とやっていくことに。
その一つが、「ゲーム感覚で使う国語辞典」といった感じのもの。
今年、子ども達は、国語辞典を購入したものの、一学期はあれやこれやとやったものの、二学期はなかなか時間をとって指導することができなかった。
先日、立命館小学校の辞書指導の様子をテレビで拝見し、反省しきり・・・。
それ以後、自分だった、どんな指導をするかなあ、と考え始めていた。
キーワードは、「ゲーム感覚」ということだった。
同じことをさせるのでも、ゲームっぽい感じにしてやると、子ども達は喜んでやり出す。
当たり前のことだが、辞典というと堅いイメージがつきまとう。だからこそ、だと思うのだ。
で、今日、やってみたのは、一つの言葉から、どんどん言葉を調べてくというもの。
「最後は、どんな言葉にたどり着くかな?」
という言葉かけでスタートした。
やり方は、いたって簡単。
まず、一つの言葉を私が黒板に書く。
たとえば、「電池」と。
子ども達は、この「電池」という言葉をノートに書く。ここまでは、みんな一緒。
で、電池を説明した文章の中から、一つ調べてみたい言葉を選び出し、赤線を引く。
今度は、その横に、その言葉を調べ、意味を書く。
そして、また・・・・・と、繰り返していくわけである。
時間を切って終わり、お互いに、みんなのノートを見て歩く。
その後、子ども達に、付箋を2枚渡す。
「あのね、みんなは気がつかなかったかもしれないけど、実は凄いノートだったよというノートに、この後、付箋を貼ってあげます。付箋には、どこが凄かったか、短く書いてあげて下さい。」
で、その後、付箋を貼りに行く。
付箋が貼られたノートを紹介する。
ここまでで、一区切り。一時間の授業だ。
子ども達は、それぞれバラバラの言葉にたどり着いているのに驚いたり、自分より多くの言葉を調べて上げている子のノートに感心していた。
決してゲームではない。大事なのは、ゲームっぽい仕掛けを作ることなのだと思う。
と、午後からは、生指上で指導すべき内容が出てきて、その対応に追われ、一日が終わる。
帰宅後、成績つけと、所見。