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学校から新しい風を!

6月15日 やり直せばいいだけか・・・

偶然、いや、必然なのだろう。
朝一番、職員室にクラスの子が駆け込んできた。
「先生、アゲハチョウになってた!」と。

この一週間の幕開けは、先週と全く同じだ。
駆け込んできた子は違う子だけれど・・・。

土曜日の赤坂先生のお話を聞いていて分かったこと。
「優しく、厳しく指導すべし」ということ。
もちろん、これは、話を聞いていて、私が、自分の指導に変換した言葉で、赤坂先生が使われたのではない。
先週は、いろいろあった。
喧嘩もあったし、掃除さぼりもあったし・・・・。
でも、問題はあっていいのだ。
肝心なのは、「優しく、なぜ、そうなったのかを問い直し」、「もう一度、挑戦させればよい」のだ。
その厳しさが必要なのだ。

教室で、子ども達に言う。
「アゲハチョウになったって・・・・先週と全く同じだね。ということで、今週は先週駄目だったことに再挑戦の週にしよう。今週は、全部、成功させようね。」
と。

授業では、今日から、プロジェクターとコンピュータを使うことに。
この前、買ったノートパソコンが活躍。
国語の教科書の写真をデジカメで撮影し、すぐにコンピュータに取り込み、大きく映し出す。
「おおーっ」て、感じの子ども達。
昆虫のビデオをプロジェクターで映し出す。
要所要所で、一時停止。ノートにメモをとらす。
こういうテンポで授業をしていると、45分は、アッという間だ。

子ども達から、
「先生、今日は、時間のたつのがすごく早い」
との声がもれる。

赤坂先生の言葉、
そして、昨日、読んだ本で、何か、自分の中に吹っ切れたものがある。

そう言えば、仲里先生もおっしゃってたっけ。
「問題が起こったって平気。問題を起こせばいい。問題を解決することで、今より良くなるのだから。」
と。

5時間目の授業が終わってから、今日は、図工の絵の遅れている子と教室で過ごす。
「何か、先生、こういう教室、落ち着くなあ」
とは、残って絵を描いていた女の子の言葉。
会議のない日。子ども達とのんびり教室で過ごす。
こんな日が続くといいなあ・・・。
Commented by J.SASE at 2009-06-18 06:37 x
会議のない日。子ども達とのんびり教室で過ごす。
こんな日が続くといいなあ・・・。
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私も同感です。何気ない会話から生徒の思いがけない人間性や、悩みや、クラスの問題に気づくことがありますね。
問題が起きても解決する時間がないので、いつの間にか教師は「以下に問題を起こさないか」に多くの労力を割くようになってしまったと感じます。大事なのは「生徒が成長できるような解決法を共に考えてあげる」ことですね。
by sitoi | 2009-06-16 19:54 | Comments(1)

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by sitoi
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