2009年 03月 05日
3月4日 なま茶ぽ始動、そして東京へ
うーん、やはり若者(こういったあたりがいかにも年寄りか)はネーミングが上手い。
今日は、その「なま茶ぽ」のメンバーが学校に来てくれて、子ども達と販売について考えてくれた。
結果、
「なまっ茶キャラメルは、1袋6個入り、1袋200円で売り出す。数は、30袋限定!」
「なまっ茶キャラメルで儲けたお金は、ユニセフに募金する」
ということが決定した。
で、昨日、お母さん方に作っていただいた試作品をみんなで食べる。
その様子を京都新聞の記者さんが取材。
明日には、新聞に、「なまっ茶キャラメル」が掲載される。
12:00。
「ごめん、じゃあ、先生は行って来るから」
と子ども達に言い残し、教室を出る。
ダッシュで、東京へと向かう。
行きの新幹線は、ただただボーッとしていた。
とのあえず、身体が疲れている。
疲れているのに、何で、こんな無理して東京へ、と思われるかもしれない。
が、今回の仕事は、「アートが学校教育にどのような効果をもたらすか」といった議題の会議なのだ。
最初、話をいただいた時、てっきり、休日の仕事だと思っていた。
ところが、詳細をいただくと、平日の話だった。
どうしても、12:00過ぎに学校を出ないと夕方、東京ら着くことは難しい。
ならば、子ども達に迷惑のかからない日を、と考え、水曜日を指定したのだ。
が、私自身は、きつい。週の半ばに午後から東京に出かけ、会議を済ませ、その日に帰るのだから・・・。
だが、これは運命なのだ。
私は、アートの力を信じている。
ならば、ほんの少しでも、そのことに力が貸せるなら・・・と思う。
品川から、電車を乗り継いで、市ヶ谷へ。
3時間弱の会議。
言わねばならぬことは言えたと思う。
終了後、駆け足で東京駅へ。
家族への心ばかりのケーキと、学級の子ども達へのほんの心ばかりのお土産を買い、新幹線にとび乗る。
帰りの新幹線では、「その日のまえに」(重松清著・文芸春秋)を読む。
格好悪いくらい泣いた。泣きながら、読んだ。
帰宅後、ビールを飲みながらメールチェック。
日付が変わろうとしている。
明日も頑張ろう。
この子達との生活は、あと10日あまり。
できないことを考えるのではない、・・・できること、まだできることがあるはずだ。そう思いたい。