2009年 01月 07日
1月7日 あけましておめでとうございます
何か書く気になれず、日が過ぎていってしまったという感じだ。
このブログを読んで下さっている方、遅れましたが、
明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞ宜しくお願い致します。
この間、いつものように年末年始は田舎で過ごし、1月5日からは学校に登校していた。
この間、いつものようにいろんなことがあったけど、今となっては書くこともないか、という感じ。
冬休みは、気がつけば、いろんな本を買い込み、ゆったりと読書したり、メモ程度に書きたい実践記録をまとめたり、教育助成申請書をメモ書きしたりしているうちに過ぎていった。
冬休みに読んだ教育書の中で、よかったのは「イーハトーボ小学校の春」(井出良一著・一ツ橋書房)だ。この本は最近のものではなくて、出版されたのは1997年。
井出良一先生の本は、以前、「スクール・アーティスト」(梶山寿子著・文芸春秋)のことを紹介した。この本は、井出先生の実践を梶山さんというジャーナリストが書いたものだ。
この本を読んだ時、「見えてないのだな」と感じた。
「見えてない」というのは、その実践にある裏側を、だ。
今回、井出先生自身が書かれた「イーハトーボ小学校の春」を読み、その実践の本質を見た気がした。その実践の基盤は、齋藤喜博先生であり、船戸咲子さんであった。そして、丸山亜季さん、林光といった方々の名前が出ている。
そこから生まれたのが、井出良一先生の実践なのだ。
つまり、単なるユニークな先生などではない。・・・・・本物だ。
いろんな分かりやすい、明日にすぐ使える本を読むことも大切だ。
けれど、若い人には、まず、じっくりと、齋藤喜博全集は読んでほしいと思う。
そこにから、教育の本質を読み取ることができると思うから・・・。
さて、今日は、三学期の始業式であった。
卒業まで、あと、たったの50日なのである。
やりたいことも、やらなければならないことも山ほどある。
今日は、いきなりの学年集会。
今日も126名を前に、20分ほど話をした。
私は、子ども達に話をする時、大筋だけを決めておいて、リアルな話題を組み込むことにしている。
たとえば、「今朝、校長先生が言われたように」だとか「さっき男子が言っていたのだけれど」といったような話だ。
その方が、子ども達が、話と現実を組み合わせて考え、いろいろなことが同時に考えられるかな・・・と思うからだ。
今日の話・・・・うーん、うまく伝わったかなあ。
午後は、社会見学の下見。
立命館大学横にある国際平和ミュージアムと金閣寺。
国際平和ミュージアムは、今まで何か機会がなくて、実は、初めて。
戦争資料がかなり充実していて、ボーッとみていたら、あっという間に1時間がたっていた。
2月に、最後の社会見学として実施する予定だ。
行き帰りの車中で、じっくり学年会もできた。
さて、今年も頑張ろう!