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学校から新しい風を!

12月19日 授業に何を求めるのか、ということ

二学期。今日が実質の最終日といってもいいだろう。
月曜日が終業式だが、月曜日は、成績表を渡すのみ、だ。

最終日の今日、算数の授業を隣のクラスで行う。
隣のクラスには、講師の先生が入られて、一週間がたつ。
で、講師の先生には、
「とりあえず、私が何をするかを見ていて」
と言って、授業を始める。

すでに、二学期に行う算数の授業は終えている。
だから、一時間の投げ入れ教材だ。

私は、授業というものを使って、どのように教師が子ども達と関わっていくのかを見ていただこうと思っていた。
だから、今日の授業は、私が自分のクラスで授業をするものとは、少し違ったもの。
私にしては、少し無理してテンションを上げたもの・・・。

問題を出して、時間を決めて取り組ませ、発表させ、クラスで考えてく。
個人で考え、時には自由に友達のところに聞きに行ってもよい時間をとる。
形態としては同じだが、求めているものは意識して、変えていた。

一つの解けない問題を残したまま、チャイムで授業は終了。
これは、意図的に残したもの。

静かに、規律を守った授業ではない。
たぶん、講師の先生には、私の意図は分からなかっただろう。

授業を終える時、子ども達に、こう言った。
「がんばれる人は、この解けなかった問題、考えてみてよ。月曜日に、黒板に答えを書いておくしな。解けたら、先生のところに言いに来て。スペシャルプレゼントあげるしな。」

休み時間も、数人の子ども達は考え続けていた。

そして、放課後。
教室で、仕事をしていると、
「先生~っ!」
と、隣のクラスの女子が二人やってきた。
「おおっ、どうした?」
「先生、あの問題、解けたよ」
「おおっ、すごい」
「お兄ちゃんにも教えたら、お兄ちゃん、5分で解いたんやで」
「へえ、お兄ちゃん、すごいやん。答えな、もう黒板に書いといたし、見て来てみ」
「ほんま、えーっ、見てくる」


「先生、あってたよ。ほら」
と言って、式の書かれた紙を見せてくれた。

その後、隣のクラスで、講師の先生もいらっしゃったので、その女の子達と、しばし雑談。
「うち、算数好きやねん」
「そうやなあ、今日もがんばってたもんな」
「この前、塾でなあ・・・・」

30分ほど、話し込んで帰っていった。

子ども達が帰った後、講師の先生に、少し話をした。
「ねっ、授業って、いいもんでしょ。決して、今日の授業は素晴らしいようなもんじゃなかったけど、でもね、何か、子ども達とつながれる授業っていうのも、あると思うんだよ。家に帰って、お兄ちゃんと問題やるなんていいよね。で、女子って、数人と話すと授業中とは、全く違うでしょ。授業で、子ども達と話すきっかけをつくることもできるよ」

たった一時間の授業で、偉そうなことも言えないが、
「この子達と仲良くなりたい」
そう思って、今日の一時間を構成した。
そんな授業だって、あっていいと思う。
by sitoi | 2008-12-20 07:22 | Comments(0)

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