2007年 09月 16日
9月14日 自分を裏切らないように
何かよく分からない言い回しだけど。
例えば、こんな自分でありたいと思う姿に沿って生きていきたいということ。
人生は、一瞬、一瞬が二者選択の連続だから、これを判断の基準にしているのだ。
今日は、本校の先生のお家の方が亡くなられ、通夜の日だった。
恥ずかしながら、昨日、その話を聞いた時、
「遠方だから、ちょっとなあ・・・・」
と思っていた。
昨日の夕方になって、その先生と学年を組んでいる若い先生が、
「明後日、告別式に参列しようと思うので、明日の教室の参加が遅れそうです。」
と相談に来られました。
遠方というのは、丹後のことで、車で3時間半ほどかかる場所です。
同じ学年を組んでいる彼は、行ったこともない地、それも片道3時間半もかかる地へ、たった一人で行こうとしているのでした。
一方、私は同じ郷里の先生なのに、参列することも考えず、そして、明日は、以前、同じ学年を組んでいた先生から夕食のお誘いを受けていたので、呑気に、明日、何を手土産に持って行こうかなあなどと考えていたのでした。
ちょっとなあ・・・と思いました。
そういう自分は、嫌だなあと思いました。
で、今日、若手の先生二人を車に乗せて、一緒に通夜に参列することにしました。
16:00過ぎに退勤してもよいと学校長に許可をいただき、夕方からの日帰り丹後旅行(?)に向かうことにしたのです。
そういえば、若い時、年輩の先生に、
「おい、糸井、通夜に行くぞ」
と、車に乗せられて、丹後まで一緒に行かされた時がありました。
あの時は、分からなかったけれど、年輩の先生が、こういうことがあった時は、こういう風に行動しろということを身を持って教えてくれていたのかもしれません。
焼香を済ませ、食事をし、学校に戻ってくると、もう24:00をかなり回っていました。
でも、行ってよかった・・・。
若手の先生からは、「ありがどうございました」と言われたけれど、お礼を言わなくちゃいけないのは私の方だ。
若手だけに行かせて、美味しいものを食べてのんびりしている自分は、ちょっと許せないから・・・。