2007年 07月 01日
7月1日 「第四回・明日の教室」のこと
第一回が、私と池田さんが担当。
第二回が、美術家の岩井成昭さん。
第三回が、奈良の土作彰さん。
そして、第四回は、岩手県から、佐藤正寿さんに来ていただく。
もともと、一学期の予定に、佐藤さんは想定していなかった。
研究会が安定してきたら、是非、お呼びしたいなあとは考えていた。
参加者数も安定してきて、交通費などの余裕も出てきたら、お呼びしたいなあ、と。
でも、一回目が終わった翌日、気がつくと、佐藤さんにメールを送っていた。
その日のうちに、佐藤さんから返信が届いた。
「行きます」と。
そういう人だ。
そういう人を一日も早く、若手の先生、学生に会わせたかったのだ。
出会いが、人を創る。
私は、そう思っている。
あの時、あの人に出会っていなければ・・・振り返れば、人生はそんなことの連続だ。
本に向かうのもいい。
だけど、一番、大切なのは「人と会う」ことに他ならない。
佐藤さんと初めてお会いしたのは、渋谷だ。
渋谷にあるNHKの会議室でお会いしたのが、初めてだったと思う。
今から、もう7年前になるのかな。
一緒に、NHKの教育番組の番組協力者ということで、全国から6人だったかな、教師が集まったのだ。その中に、私と佐藤さんもいた。
会議終了後、渋谷を二人で歩きながら、佐藤さんから、メールマガジンの執筆依頼をいただき、(当時、佐藤さんが編集長をされていた総合学習のメルマガ)、その後、月一で二年間、原稿を書くようになった。
その年は、このNHKのプロジェクトで、数回、東京に出かけ、佐藤さんとも話をするようになりました。
その後も、「授業づくりネットワーク」の全国大会や、本の共同執筆などで、交流を深める仲となりました。
佐藤さんを見ていていると、いつも、教育に対する真摯な姿勢に感動すら覚えます、というのが、私の素直な感想です。
本当に多忙な毎日にも関わらず、一つ一つの仕事を手を抜かず、高いレベルでこなしていかれるのには、驚きます。
日々、佐藤さんのブログを拝見し、励まされています。
日本には、こんなにも、真剣に教育に取り組んでいる教師がいると。
7月7日、是非、多くの方に京都橘大学にお集まりいただきたいと思います。
そして、佐藤正寿さんに会ってほしいと思います。
今後の教師人生の何かが変わる・・・そう、私は信じています。