2007年 02月 10日
2月9日 立命館小学校研究会
先週の土曜日の夜、立命館小学校の授業の様子が放映され、職員室でも、「ああだ、こうだ」の感想が飛び交っていた。
とは言うものの、残念ながら、私は参加できず。
以前、ブログでも書いたように思うが、若手4名の先生に行っていただくことにしたのだ。
校内の事情も考えれば、4名の出張が、限界といったところ・・・。
年輩の先生には、「若い人に譲ってあげて下さい」と声をかけ、恨まれる(笑)。
そんなこんなで、学年の先生にも行っていただいたので、今日は一日、隣のクラスを見ることに。
5時間目は、学年音楽。
まずは、3月6日の「6年生を送る会」に向けての合奏の話。
「ありがとう」のCDを聴かせた後、ピアノ、木琴、鉄琴、キーボードといった具合に担当する楽器を決めていく。女子が意欲的に手を挙げていたのが目立った。いいことだ。
次に、卒業式で歌う「卒業」を聴かせる。
いい曲だと思う。ざわついていた子ども達が、曲が流れるとシーンとなりましたから。
みんなで、とりあえず、歌ってみる。
この曲を教師の演奏で、二部合唱にして歌う・・・・それが最終目標だ。がんばろう。
放課後、卒業式に向けての会議。
在校生の「呼びかけ」(案)を提案した。無事、通過。
クラスの子ども達、大きな声は出せるようになってきている。
次は、小さな声、張りのある声、遠くに届ける声・・・いろんな声に挑戦させたい。
会議終了後、コンピュータに向かって、「ありがとう」の楽譜の打ち込み。
と、そこに、若手の先生達が帰って来られた。
帰ってこなくていいって言ったのに・・・。
声を揃えて、研究会での子ども達の様子が素晴らしかったことを報告してくれた。
教師の動き、子どもの目の輝き・・・・
きちんと、見るべきものを見てきてくれたことを嬉しく思った。
最先端の教育機器など、単なる道具にすぎない。
見るべきものは、子ども達の姿であり、教師の姿に他ならない。
予想通り、いや、予想以上に、素晴らしいものだったようだ。
「先生が、こうされたら、子ども達が・・・・」
「子ども達の発表は素晴らしくて涙が出そうになりました」
「子ども達の声が・・・・」
「子ども達の発表が次々と続いていって・・・」
よほど感激されたのだろう。先生方の口からは感想が途切れることなく続いた。
若手の先生方に、こう言った。
「まずは、あの姿を目標にしましょうよ。」
若手の教師に素晴らしい授業を見せて下さった立命館小学校の皆さんに、感謝、感謝だ。