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学校から新しい風を!

12月22日 第二学期終業式

今日は、終業式。

昨日、学年の先生に
「成績表をどう渡すつもり?」
と聞いてみた。
「えっ???」
との返事。
「いや、普通に・・・、でも、先に渡した子が騒ぎ出しそうな・・・。何か、成績表の渡し方ってあるんですか?」
「いくつもあるよ。例えば、明日は、一人一人に少し話をして渡そうと思ってる。」
「えっ、どうやるんですか?」
「廊下に机と椅子を一つ出して、そこで対面するように座って話をしようと思ってる。」
「でも、その間、教室がいごい騒ぎになりませんか?」
「だから、こう言う。待ってる間、特別に冬休みの宿題をやってもいいよって。すると、みんな大喜びで、宿題をやり始めるはずだよ。」
「ああ、なるほど。で、どんな話をするんですか?」
「成績表に数値化してしまうと、その子が頑張ったのに、数値としては表せていない部分もあるでしょ。そこをまず言葉で言ってあげる。それから、三学期にこんなことを期待してるよ、という部分を言うことにしている。一人、1分で終わらせる。だから、30分ほどかかるけどね。」
「ああ、やってみます」

ということで、今日は、両クラスとも、廊下で子どもに成績渡しを行った。
いつも、こんな方法をとるわけではない。
ただ、隣のクラスの先生が「成績が落ちた子が多い」と嘆いておられたので、それならコメントをつけて帰した方がいいかな・・・と思い、レクチャーした次第。

無事、終業式、終了。
午後、学校長に、立命館小学校の研究会参加について相談。
インターネット上で、2月に実施される立命館小学校の研究会の参加応募が始まった。
実は、過日、先生方に向けて発行している「学び通信」の中で、「立命館小学校の研究会には、是非、若い先生方を行かしてあげたい」といった内容を書いた。
年輩の先生方からの反発もあったかもしれないが、付け足して、こうも書いた。

「本校の若い先生方は、連日、夜の9時、10時まで仕事をされている。その仕事ぶりには本当に頭の下がる思いだ。だけど、心配なことがある。それは、学校と家庭の行き来だけを繰り返すような毎日では、新しい教育の動きから取り残されるのではないかということだ。少し、深呼吸をして、周りを見渡せるような研修の場が若い先生には必要だ。だから、是非、若い先生方には意欲的に立命館小学校に出かけていって、最先端の教育機器、指導法を学んできてほしい。」

こんな文だったと思う。
今日、若い先生方4名から、「立命館小学校の研究会に行きたい」という返事をいただいた。
そこで、学校長に「是非、行かせてやって下さい」とお願いをした次第だ。
学校長からは、「分かったよ」と温かい返事をいただいた。
実は、立命館小学校の研究会に一番行きたいのは私だ。
だが、私は行かない。若い人に譲ろうと思った。
私までが行ったら、他の人に示しがつかない・・・そう考えた。
若い先生は、きっと、私が行く数十倍のものを吸収して帰ってくれるだろう。
よかったなあ・・・そう、思う。

夜は、学校の忘年会。
結局、ここでも、学年の先生と隣同士で座ったので、教育談義。
まっ、でも、これでいいのだ。
彼と過ごす時間は限られている。その間に一つでも多くのことを教えてあげたい。

一次会のみで帰宅。
コンピュータをいじり、解決方法が見つかる。しかし、この日は打つ手なし・・・。
by sitoi | 2006-12-25 20:12 | Comments(0)

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