午前中は、明日の授業の教材研究。
たとえば、明日は「医」という漢字を教えるつもりなんだけど、これが調べてみると面白い。
もちろん、白川漢字で教えるわけだけど・・・。
「医」とい漢字は、「かくしがまえ」と「矢」からできています。
古代中国では「矢」は神聖なもので、矢を使って団結を誓ったり、矢を放って場を清める「通し矢」が行われました。日本でも先生な「矢」の力は信じられていました。
お正月の破魔矢などもその矢に悪霊を祓う力があると信じられていたからです。
この「矢」という漢字ですが、これはそのまま「矢」を形にした象形文字です。
たとえば、「知」という漢字は「矢」と「口」からできています。「口」は神様への祈りの祝詞を入れる「サイ」のことです。矢を折るしぐさで神に誓うのが「矢」の意味です。つまり、「口」(サイ)で神に祈り、「矢」で神に誓うことを表すのが「知」です。神に祈り誓って初めて「ちゃんと知る」ことができたのです。神前で明らかに知ることが「しる」ことでした。
「医」の漢字にも「矢」が含まれています。「かくしがまえ」(はこがまえ)は、囲われた場所、隠された場所という意味です。そこで悪いものを祓う力がある「矢」を用いて病気を治したのです。これが「医」の成り立ち。
こんな話をしながら、「医」という漢字を学ばせたい。
算数も色画用紙や方眼紙を使って授業の準備を行った。
三学期は、きちんとした実践を行うつもり。
お昼は、時間の節約のため、カップうどん。仕方なし!
午後は会議。
で、30分早く退勤させていただいて、枚方市警察署へ。
お正月に落とし物をしてしまったようです。その引き取りに・・・。
無事、返却してもらい、せっかくあので、HIRAKATA T-SITEに立ち寄ることに。
たくさんの雑誌を見ることができて、なかなか楽しい場所。
で、スタバで読書。今日のお供は「三千円の使い方」(原田ひ香著・中央公論新社)。
こんな時間が持てるのは、やっぱりいい。何だか得した気分!