40代の頃、取り組んでいたのが「ようこそ一流アーティストたち」だ。
学校に様々なアーティストたちをお招きし、コラボレーションしながら授業を創っていくという試み。
今、考えると、よくもまあそんなことがせきたものだと不思議で仕方ない。
連絡を取り、出かけ、打ち合わせをし、お金を用意し・・・それを繰り返す。
でもねえ、そこには一生分の学びがありました。
私の今の信念の根っこは、ここで学んだことにあります。
その当時、アーティストではないのですが、私が最初にお招きしたのは、藤川大祐先生(千葉大学教授)でした。
40代で、このセレクトができた自分を今でも褒めてやりたい気持ちで一杯です。
その藤川先生が理事長を務められているNPO法人の記事が今朝の朝日新聞に紹介されていました。
また、昨日、久しぶりに劇団衛星さんから新作の案内が届きました。
蓮行さんと知り合い、そこから演劇を授業の中に取り入れ、平田オリザさんにもお越しいただき、子どもたちに授業していただいたこともありました。ホールを借りて、子どもたちの演劇も見ていただきました(この時の演劇の様子は「明日の教室」のDVDにもなっています。平田オリザさん、北川達夫さんにお越しいただきお話をうかがいました)。
そうそう、演劇といえば、八幡市の美濃山小学校は全校をあげてドラマ教育に取り組んでおられ、その研修の方法などが素晴らしいということで、ちょっと話題になっています。
そこで、研究主任をしているのが、私のかつての相棒です。
来週の研究会には、何人もの大学の先生方が集まられるということなので、私も混ぜてもらうことになりました。
今の私に何が見えて、何を思い、何を語るのか・・・・楽しみです。
何はともあれ、みなさん、がんばっていらっしゃる。
私もがんばらないとね。