4月13日 結局は、自分に何ができるかを探し続けるということ

30歳の頃の私は、ずいぶん傲慢な人間だったと思います。
教育実践に関しては、もうかなり理解できていると思い込んでいました。

それが、職場が変わったり、素晴らしい実践家と出会うことで、何度も覆されてきました。
今、振り返ってみると、「何で俺が・・・」と思うような待遇が自分を磨く場になったと思えてきます。
だから、私の座右の銘は「人間万事塞翁が馬」なのです。

今年、私は校内で新しくできたポストに就くことになりました。
学級も授業もありません。

新しい場に身を置く時に、思い出すのは、困難校に赴任して2週間ほどたった時に開かれた歓迎会での教頭先生の言葉です。
私は、その2週間、新しい環境に馴染めずに、前の学校と比べてみたり、うまくいかない日々を、心の底では困難校という環境のせいにしていました。
そんな折の歓迎会の場で、自分が何を話したかは覚えてもいないのですが、私と同じように新しく赴任された教頭先生の言葉は鮮明に覚えているのです。その教頭先生はこう言われました。

「新しい環境に戸惑う毎日です。毎日、自分に何ができるだろうと自問自答しながら過ごす毎日です。」

私は、「これもできない」「あれもできない」と過ごしていたのです。
後ろ向きな毎日を送っていた私には衝撃の一言でした。

それ以来、どんな場に身を置こうとも「自分に何ができるだろうと探し続けること」と考えるようにしてきました。
すると、いつだって、何かが見えてくるものなのです。

新たな仕事として、先生方の学級通信を拝見してチェックするように言われました。
自分だったらと考え、ほんの一言でもメッセージを添えてお返ししようと決めました。
先生方の週案のチェックにも、同様にメッセージを添えます。

今までとは違った仕事をすることになり、戸惑いの毎日で、この一週間は夜中に何度も目覚めることを繰り返していました。
そんな中の週末。今夜は職場の歓迎会でした。
たいして飲んでもいないのに、帰宅するともうフラフラでした。

でも、自分に何ができるかを探し続けること。このことさえ肝に銘じて置けば、きっと自分はまた成長できると信じている今日この頃です。

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by sitoi | 2018-04-14 08:39 | Comments(0)  

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