2017年 08月 07日
8月6日 「やっぱり演劇はいいよね」と妻と語り合う日
今日は、京北キャンプに参加した子どもたちの演劇の発表本番の日。
午前中は最後の練習なので、私は妻を車から降ろした後、近辺散策。
まずは、以前から一度きちんと参拝しようと思っていた「錦天満宮」へ。
ここは、もちろん菅原道真を祀った神社なのだけれど、場所は、錦通りを突っ切って京極通りに交差した場所。
観光客で賑わう京極通りにあるのです。
御香がずらりと並ぶお店が新しくできていた。
早速、一つ購入。
昔、数え切れないほど、ここにダンス公演を見に来たものだ。
昔の町衆の心意気で建った校舎は、まさに一級品だ。
音響設備と照明が加わり、保護者のみなさんで会場は満席。
当然、一昨日の公演よりも数段素晴らしいものに。
「みんなで一つのものをつくる過程で、対話が生まれ、葛藤が生まれ、・・・達成感が生まれる」
昔、演劇に取り組んでいた時に、議員の方が参観に来られた。その時に、こんなことを言われた。
「ああ、先生、演劇って、平等なんですね。」
「?」
「あっ、たとえば、みんなでサッカーをすると、やっぱり上手い子にボールが集まって、下手な子は参加しにくいじゃないですか。なかなかボールが来ないというか・・・。でも、演劇を見ていると、どの子もその子なりの表現があって、輝いているじゃないですか。そういうのって、なかなかないなって思いました。」
「そうですねえ・・・。」
そう、平等、対等だからこそ、対話が生まれるのだと思う。
「やっぱり演劇はいいよね」・・・そんな会話をしながら妻と帰路に就いた。