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学校から新しい風を!

6月16日 三泊四日の宿泊体験学習が終わった

本校では、宿泊体験学習を3年生から実施している。
6年生は、大分県への三泊四日の宿泊体験学習だ。
APUや安心院での農村体験を実施する。
公立小時代は、一泊二日の旅で疲れ切っていたので、三泊四日(以前は四泊五日だった)もの長丁場、こちらの身体が持つかしらんと心配だったが、この長丁場が実にいい。
何せ、普段は教科担任である。
子どもたちを見る時間が圧倒的に短いのだ・・・。

今回も普段は見えてこなかった子どもたちの姿を見ることができた。
これだけでも大収穫である。
もちろん怒鳴りつける場面もあれば、時間をかけて叱る場面もあった。
これも、フォローする時間があればこそ、だ。

安心院での一泊二日の民泊を終えての別れの場面。
いつもは冗談ばかり言って、時に自分勝手な言動も見える男の子が声を出して泣いていた。
果たして、一年という時間が終わるとき、私は彼の心に何を残し、何を学ばせることができるのだろう。
その別れの時、彼に涙させるほどの付き合いができるだろうか。
彼の涙を見ながら、自分の非力を恥じた。
私が見ていた彼と違う姿を持っていたことが分かったから・・・。

新幹線の中では、読書をして過ごす子どもたち。
私が、「デトロイト美術館の奇跡」(原田マハ著・新潮社)を読んでいるのを見て、
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「あっ、先生、私も原田マハの本、好きだよ」
と声をかけてくる女の子。
「先生、この本、知ってる?面白いで!」
と声をかけてくる男子。
「へえっ、知らんわ、この本」
「そう、じゃあ、貸してあげる。読む?」
「えっ、いいの?・・・ありがとう、じゃあ、この本から読むね」
と借りたのが、「京都寺町三条のホームズ」(望月麻衣著・双葉文庫)。
これが、京都の歴史などもちりばめられていて、なかなか面白い。
あっという間に読破して、翌日返すと、
「えっ、先生、もう読んだん?早いなあ、じゃあ、はい」
と二巻目を貸してくれた。なんでも七巻まで出ているらしい。
二巻も読んで返すと、
「また、三巻買ったら、貸してあげるね」
とのこと。
「あっ、私も貸して」
と近くにいた女子。
こんなやりとりができるのも、ゆったりした宿泊の時間なればこそ、だ。

夕方、無事、京都駅で解散した後、学年の先生方と一献。
いい旅だった・・・。
毎年、いい子たちと過ごせることに感謝だな・・・。


by sitoi | 2017-06-17 08:22 | Comments(0)

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