7月17日 自宅待機の一日 学級崩壊について②

続きです。

二学期になって運動会の練習が始まると、その先生のストレスはますます高まっていきました。
なぜかというと、運動会の練習では集団で動かねばならない場面が多くなるのです。
その女の子と先生の関係を見ているうちに、男の子の中にも勝手な言動を始める子が出てきたのです。
叱咤激励しながらの運動会を終えた後、その先生は私にこう告げられた。
「ごめんね、もう無理・・・。後はお願い。」

高学年を担任していると、個人懇談などでお母さんから、
「もう、反抗ばっかりで困ってます。」
という声を多く聞きます。
中学年までは、
「もう早くしなさい」
と言えば、動いていた子どもが、
「うるさいなあ」
と口ごたえしたり、
「今、〇〇なの!」
といって動かなかったり・・・。

この先生の指導は何一つ間違っていなかったと思っています。
ただ、子ども達の様子、実態を観察しないうちに、自分が思っているようにしたいという気持ちが強すぎたのかもしれません。

もう一方の男の先生の場合は、全く逆のパターンといっていいかもしれません。
その先生は、
「子ども達と一緒にクラスをつくっていくねん。」
とおっしゃっていました。本当に優しい先生でした。
春先に、こんな話をされていました。
「クラスに学級文庫をつくろうと思う。教室をみんなで本を読み合える場にするねん。」
「ああ、そうですか。それは素敵ですね。」
ところが、その学級文庫がすごい状態になってしまったのだ。
ある子の発言がきっかけだったようだ。
「先生、マンガを持ってきていい?」
「マンガはちょっと駄目だろう。」
「何でマンガは駄目なんですか?」
「いや、そういう本じゃなくて・・・。」
「だって、学習マンガだってあるじゃないですか。」
「ああ、学習マンガなら・・・」

しばらくすると、そのクラスの学級文庫にはマンガが並ぶようになってしまった。
この時も、ゴリ押しを進めたのは、リーダー格の女子だった・・・。
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by sitoi | 2015-07-17 15:40 | Comments(0)  

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