2012年 12月 31日
12月30日 ぼんやりと年の瀬を過ごす
昨日は、眠い中、無理をしてNHKのプロフェッショナルを見る。何といってもイチローでしたからね。
5年前の映像が何度か挟み込まれており、その違いが浮き彫りになっていた。
ゆっくりと考えながら発せられる言葉を聞くうちに、五木寛之の「下山の思想」が思い起こされた。
最後に、イチローはこう言った。
「最後は笑ってやめたいですね。」
この言葉を実現するために、これからのイチローは準備を始めるのだろう・・・。
真剣に見ている私を見て、隣で見ていた妻が茶化す。
「何真剣な顔で見てるのよ。まさか、自分を重ねてるんじゃないでしょうね。イチローよ、イチロー。」
そう、イチローの言葉だ。
凡人が重ね合わせるようなものじゃない。
けれど、万人が思っているに違いない。
「笑って最期を迎えたい」と。
人生の最期はいつやってくるか分からない。
けれど、仕事の最期の時期は決まっている。
私は、あと7年だ。
丁寧に生きなければならない・・・改めて、そう思った。
昨日は、ずっとジャズを聴いていた。
午後、新年の買い物に・・・。
お世話になっている「NPO子どもとアーティストの出会い」から連絡。
1月7日(月)の夜、大阪で開催される会に参加し、意見が欲しいとのこと。
アートと教育を結びつける仕事をいよいよ開始しようと思う。
夜はぼんやりとテレビ。
さあ、明日は帰省だ。