2011年 09月 11日
9月7日 授業をチェックしていただく
社会科の授業を、である。
教頭先生は、若い頃から研究を共にした方なので、こういう機会をいただけたことは有り難いことこの上ない。
ふだんの授業を、指導案もいらない、ということだったので、普段の授業だ。
私の授業の流れは、こんな感じ・・・。
まず、ノートのチェック。
毎回、授業時間に使用するのは、1/2ページ程度。
下半分を各自、縮退として、家でまとめてくる。
基本的に忘れてきても、叱らない。
全員分のノートを見て回り、一声かけて、頑張っているノートにはハンコを押す。
次に、今行っている時代を中心とした年号の暗唱(というか、声に出して読み上げていく)
その後、私の方から歴史に関連した問題をいくつか出す。
で、ここからが、本時の学習。
ノートと年号で、10分ほどを使用することになる。
これは、本校に勤務するようになって始めた流れだ。
やってみると、かなりの効果がある。
一年たつと、ほとんどの年号は覚えてしまうし(100程度かな・・・)、中学校に入ってからのノートの活用が楽になるようだ・・・お薦めです。
今日の授業は、豊臣秀吉。
途中経過を「考える社会科」(学研)を使ってまとめていく。
で、今日の中心資料は、これ!
「これは何をしているところでしょう?」
「検地です」
「太閤検地だよ」
・・・このあたり、歴史好きの子も多いので、既に知っている子も多い。
「では、検地って何ですか?」
「考える社会科」(学研)を読み、書かれている箇所にアンダーラインを引かせる。
簡単に言えば、「田畑の面積や収穫高を調査すること」である。
ここから、さらに突っこむ。
「では、図をよく見て下さい。面積を測っているんだよね。どうやって測っているんだろう?」
授業の山場はここ。
検地を知識として知っている子も、そうでない子も同じように考え、楽しめる、と考えた。
落としどころは、ここ。教材研究をしている中で、「花まる先生」で取り上げられていることを知り、それだけでは不十分な気がして、さらに調べるうちに、このブログにたどり着いた。
子ども達には、こんな考え方もある、として、四分割の方法も紹介した。
「へえー?!」である。
更に収穫高については、「上田・中田・下田・下下田」のランク付けをしたことを紹介。
「どうやって、ランクをつけたと思う?」
ここで、授業終了!
豊臣秀吉は2時間扱いで行う予定で、その1時間目の授業でした。
終了後、教頭先生の指導助言を受ける。
また見ていただこうと思う。
まだまだ自分の思うような授業にはたどり着けない・・・がんばろう、である。