8月31日 World Week用社会科授業

今週は、World Week。
ということで、APUの学生が、クラスに2人ずつ入ってくれている。
で、社会科の授業も、1時間はWorld Week用の授業を行うことに。

随分悩んだ末、各国の地理の問題とお札をキーワードに、クイズ風の授業をつくる。
こういう教材研究を行う時に、本校は本当に便利だ。
地下のメディアセンター(図書室)に行けば、児童用の大概の本は置かれている。
お金に関連する2冊の本を借りてくる。

調べていくと、・・・・やはり面白い。
例えば、ベトナムのお金には、どのお札にもホーチミン氏の肖像画が描かれている。
どのお札にも、だ。
なぜ、どのお札も同じ人なのか?
国としての、ホーチミン氏への思いが感じられる。
まして、ホーチミンというのは、人の名前であると同時に市の名前にもなっている。
クイズを作ると同時に、子ども達に考えさせたいところだ。
クイズの後、ベトナム戦争についてもふれてみたい。
このクイズは、現代史の授業ともつながっていくはず、だ。

スリランカの学生もいる。
スリランカと言えば、紅茶の生産地。
世界第2位の生産高を誇る。
昔の名称は、セイロン。セイロンティーの名前は今も使われている。
ん?ところで、世界第1位の国は、どこだ?
3択クイズのような感じで考えさせたい。
正解は、「インド」。なぜ?
紅茶と言えば、思い浮かべるのは、どこの国?
そう、イギリスだ。
この夏、イギリスの語学研修に行った子ども達に、少し様子を発表させてもいいだろう。
つまり、スリランカもインドも、昔、イギリスの植民地だったということ。
植民地という言葉にも軽くふれておこう。
この言葉は、近現代史の中でのキーワードだから、歴史の授業と繋がってくるはずだ。

アフリカのタンザニアから来ている学生もいる。
タンザニアのお金の単位は、シリング。
お札には、動物が描かれている。
どうして動物?子ども達に考えさせてみたい。
タンザニアの5000シリングは、日本円に直すとどれくらい?
学生に、このあたりは説明させる形で、授業に参加させてみたい。
(実際、やりました。5000シリングは、約500円くらい。これで、朝昼晩2日間の食事代が大丈夫とのことでした)

日本のお札についても少しふれてみたい。
あまり見ない2000円札だが、表には、沖縄首里城の守礼門が描かれている。現在発行のお札の中で、人物の肖像画が描かれていないのは、2000円札だけだ。
では、裏に描かれているのは?ヒントは、平安時代。

と、 こんな感じで15問のクイズをつくり、学生に少し質問を入れながら、1時間の授業を構成した。
どこから考えていっても、歴史と関連づいていくのが、面白かった・・・。
やっぱり、教材研究は楽しいものです。
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by sitoi | 2011-09-03 10:03 | Comments(0)  

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