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学校から新しい風を!

1月7日 学級経営という言葉

朝、7:00。北大路の駅を降りると、雪、雪、雪。
学校に着き、グラウンドを見ると、一面の雪景色であった。

教室で、しばらく整理をしていると、子ども達がパラパラと到着。
新年の挨拶を交わし、しばし、グラウンドの景色にみとれる。
山の一部分に太陽の光が当たり、パラパラと降りしきる雪。
よくスキー場で見ることのできる景色。
美しい幕開けである。

さて、今日は、少し、学級経営ということについて書き留めておきたい。

実は、私は、中学校教師の学級経営というものを信用していなかった(申し訳ない)。
理由は簡単で、子ども達と接する時間である。
小学校での担任教師は、子どもを丸抱えである。
一部専科の先生に任せることがあったとしても、基本は、朝からずっと学級の子ども達と一緒だ。
それに比べて、中学校の担任教師はどうだろう。
たとえば、体育の先生が担任だったとしたら、朝と帰る時くらいしか、学級の子ども達と顔を合わさないなんてこともあるんじゃないだろうか。

小学校では、担任と子ども達との関係がうまくいかないと、学級崩壊に陥る。
しかし、中学校の場合は、教科崩壊はあるが、担任との関係で学級崩壊になることはないと、聞く。
そうだろうなあ、と思っていた。

ということから、私は、安直に、小学校教師の方が、学級経営については、エキスパートだと考えていた次第である。

そんな中、今年度は、教科担任制の中で、6年生を担任することになった。

公立小学校の場合、学級崩壊になる学年として多いのは、6年生と1年生だと思う。
データがあって言っているのではない。私の経験上で言っています。ただ、間違いないだろうと思います。
ただし、6年生の学級崩壊と1年生の学級崩壊とでは、本質的なものは違うと思いますが・・・。
だぶん、一番うまくいかないのは、6年生だ。

そして、その6年生でも、一番危ないのは、単発で6年生を担任する場合だ。
持ち上がりとか、低中学年の時に担任していた場合は、大丈夫だ。
6年で初めて、その子達を担任する場合は、かなりリスクは高くなる。
そして、一番リスクが高いのが、転任してすぐに、6年生を担任する場合だ。

つまり、今年の私だ。
さらに不安材料としてあったのが、
①学校のシステムがかなり違う(今までの経験を生かせない)
②今までの子ども丸抱えの学級経営は行えない
ということである。

では、学級経営とは何ぞや・・・・ということである。
そもそも、学級経営という言葉をよく作ったなあと感心してしまう。
教育界では、日常的に使う言葉だけれど、そのことを真剣に考えている人は少ない。
京都橘大学の池田先生は、大学で、「学級経営論」を講義されているが、流石だなあと思う。
たぶん、学級経営、学級経営と、その言葉を連呼しているのは小学校教育現場である。
だが、池田先生は中学校教師から大学の先生になられた方である。
その池田先生が、学級経営の大切さを感じ、全国で唯一教鞭をとられている。
中学校教師であったというのが、実は、ポイントだと、今では思えている。

以前、上越教育大学の西川先生と学級経営の話になった時、
「経営という言葉は、よく、会社経営などという言葉で使われる。その方が、経営という言葉が明確になる」
というようなことをおっしゃっていた。
会社経営をうまくいかせるにはどうしたらいいか・・・なるほど、そういう観点で学級経営と比較していくのも面白いなあと思ったことを覚えている。

さて、今年は、まだ三ヶ月残っているが、自分の学級を見て思う。
「今までの学級経営と比べて遜色のない状態になった」と。
私の立場は、中学校教師と比べて、大差ないものだと思う。
そこで、思ったのだ。中学校教師でも、十分学級経営はできるのだ、と。

いや、更に思ったことがある。
私達小学校教師は、「学級経営と授業をごちゃごちゃにしてきたのではないか」と。
そもそも、学級経営とクラスづくりは同義語なのか、違うものなのか?
いろんなことを再び、考えるようになった。

中学校教師であった池田先生が語る「学級経営論」は、たぶん、完全に「授業とは切り離されたもの」であるはずである。
もし、私が、学級経営を語るなら、以前は、「授業を含んだもの」になっただろうと思う。
ただし、今は違う。

では、中学校教師の達人達は、どのように学級経営を行っているのか。
そこから、小学校教師が学ぶことは大変意義のあることだと考えたのである。
そのあたりを、1月30日の「明日の教室」で解明していきたいと思うのである。
このあたりのことをはっきりさせれば、私は、6年生担任の学級崩壊学級が減るのではないかと考えている。

それが、「中学校教師から学ぶ学級経営」を実施する私の本意なのである。
by sitoi | 2011-01-08 08:18 | Comments(0)

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