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学校から新しい風を!

3月19日 卒業式に思う

今日は、卒業式。
そして、父の命日でもある。

親不孝な私のことを思ってのことであろう。
父は、小学校の卒業式を選んで死んだのだ(と思うことにしている)。
で、毎年、朝は北の方角を向いて、手を合わせる。

さて、卒業式である。
小学校の高学年の場合、音楽は専科の先生に持っていただく場合が多い。
だが、私は、卒業式の歌は別だと思っている。
卒業式の歌を音楽専科の先生に丸投げする教師を私は信じない。
だって、最後の歌は、最後の学級経営だと信じているから・・・。

小学校の卒業式の歌練習は、中学校の合唱指導と似ているのかなあと思っている。
この場面で、最後に、クラスを一つにまとめあげることができのではないかと思うのだ。

「先生、私らの歌、聴いてや!」
「絶対、先生、泣かすから、な。」
思い出す子ども達の姿と子ども達の言葉。

どうして、そんなことを忘れてしまう教師が増えてしまったのだろう。
どうして、そんなことに気づかない教師が増えてしまったのだろう。

実は、「明日の教室」に参加下さる若い教師には、そんなことも考えてほしかった。
音楽的はもちろんだが、それ以上に、その場にいる者が一つになる空気感。
先日の石川先生の合唱指導に参加下さった方なら、お分かりいただけるはずだ。
私の気持ちが・・・。

卒業式が終わった。
やっぱり、高学年が担任したいな・・・。
そんなことを考えた卒業式だった。

午後、学年の先生と昼食に出かける。
この学年の先生方とのお付き合いも、残すところ、数日。
いろいろお話をして、学校に戻ってきてからは、事務仕事。
あと一息で、今年の全てが終わる。
by sitoi | 2010-03-20 08:31 | Comments(0)

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