2013年 02月 03日
2月1日 学級づくりに悩む方必読だな・・・
「新卒教師時代を生き抜く・初任者一ヶ月の成功シナリオ」(野中信行著・明治図書)が、それ。
毎回、私のような者にまで本を届けていただき、感謝、感謝・・・である。
「あとがき」に野中先生は、こう書かれている。
新卒教師時代を生き抜くシリーズとしては、この本は4冊目を迎えている。
この4冊の中に、私の初任者にかける願いは全て収めたものと確信している。
凄いなあ・・・心底、そう思う。
野中先生が御退職された後、3年間初任者指導の仕事に就かれた。
何と勿体ないと、私はいたく憤慨したのを覚えている。
それは、間違いだったと言わざるをえない。
その結果として、これだけのお仕事をされたのだから・・・。
初任者指導の仕事に関わっていらっしゃらなかったら、初任者に特化したこういう本は生まれてこなかっただろうと思う。
まさに、「人間万事塞翁が馬」である。
いや、その方の生き様が、人生を切り開いていくのだ・・・本を観ながらそう思った。
早速、拝読させていただく。
この本の中には、福山憲市先生と中村健一先生の御指導も引用されている。
共に、細かな子どもへの対応を書かれている先生だ。
お二人の先生の御著書を併せて読むことも必要だなと感じた。
この本は初任者向けに書かれているが、自分は「初級程度だな」と思う教師は読むべき本である。
毎回、学級づくりがうまくいかない教師は、原因があるに決まっている。
うまくいかない教師は決まって、こう言われる。
ちょっと優しくしすぎたわ・・・。
ちょっと叱りすぎたわ・・・。
あの子さえいなければ・・・。
それは違う。
そこに「信念」がないからだ。
目の前の子どもを大切にするとはどういうことなのか、それを学ばなければいけない。
そんなことを拝読しながら、感じました。
「明日の教室・京都本校」では、3月の野中先生に御登壇いただきます。
恒例の、この時期の講座は、これで終了・・・とお聞きしております。
多数の参加をお待ちしております・・・・。