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9月30日 元相棒からのメール

昨夜は、一人ジャズを聞きながら、かなりのワインを飲んだ。

ゆっくり寝るぞーっと思っていたのだけれど、いつもの時間に目覚めてしまう。
二度寝を試み、6:00前に起きる。
で、そのままスーパー銭湯へ。
露天風呂で身体をシャンとさせ、帰宅し、パソコンを開くと、元相棒からメールが届いていた。

以前勤務していた学校で、同じ学年を組んだ先生だ。
後にも先にも、私が相棒という言葉を使って表現できるのはこの先生だけだ。
豊かな感性と、絶え間ない努力、そして根性もある。
昨日、授業を見に来てくれていた。

甘めの視点で見た授業の感想が書かれていた。
一部、省略する形で、紹介したい。

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昨日は授業を参観させていただき、本当にありがとうございました。そして、本当にお疲れ様でございました。

立命館小学校で授業をされる糸井先生の姿を拝見するのは初めてでしたので、少し不思議な感じがしましたが、先生の笑顔や語り口調や言葉かけ、子どもとの関係のとり方は、どこか懐かしく、公立校で授業をされていた時のことが思い出されました。

先生のひとつひとつの問いかけや提示された教材に対する子どもたちの食いつき、集中力、知識や興味に裏打ちされた発言はさすがだなぁと感じました。同時に、最後の「西陣織の生産量」が増えているか減っているかのくだりでのやりとり等、子どもらしい一面もいたるところに垣間見え、ほのぼのとした気持ちになりました。

糸井先生の穏やかな問いかけや語りに、子どもが自然に答えていったり、用意された資料から、つぶやきや対話が自然発生的に生まれ、それが本質的な問いへとつながっていく過程を、非常におもしろく参観しました。

今日の授業で、教材との対話、糸井先生との対話、クラスメイトとの対話、自己との対話など、数々の対話がおこなわれていたのだと思います。
それは声として現れたものもあれば、そうではなく、個々人の中で生まれたものもあると思いますが、それらが、次の学習や、社会科のノート、調べ学習につながっていくのだろうと想像しました。

先生の授業を見たあとで、最近読んだ福島の「とんたん」先生のブログの記事を思い出しました。9月28日のものです。その記事の最後に、とんたん先生が、次のような文章を書かれていました。

「子どもにとっての学習課題とは始めからあるのではなく、始まってから生まれてくるものだということを私たち教師は知らなくてはいけません」・・・

今回の糸井先生の授業でも、授業の中で、子どもたちには、様々な問いが生まれていように見受けられました。「西陣」と関ヶ原の関係、「西陣に行ってみたい」「西陣織って、どれくらいするのだろう」「家の中に、西陣織の製品はあるのか」・・・
それは、糸井先生があらかじめ、授業をデザインする過程で、埋め込んでおいた問いであったかもしれませんし、そうではなくて、糸井先生も思いもよらないところで生まれた問いであったかもしれません。いずれにせよ、子どもたちが、問うてみたい問い、向かってみたい課題、というのは、先にもあげた、様々な対話の中で、自然に生まれてきたものなのだろうと、感じました。

これまでの体験や知識を携えた子どもたちが、先生、そして教材、資料と出会い、それぞれの声が重なり合い、問いや考え、気付きが生まれていく、素敵な時間を見せていただけたことを感謝します。
まさに、織物のような授業でした。

そして、こうした授業は、糸井先生が公立の頃からずっと取り組まれていたこと、積み重ねられてきたことでもあり、なおかつ、それは「新しさ」の積み重ねでもあったのだと、今日学ぶことができました。

先生の自然体の姿、子どもの自然体の姿、私もあんなふうに授業ができるといいと思います・・・・。

また、ゆっくりお話できる日を楽しみにしております。

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ありがとうございます。

今日は、今から、原稿として、昔の思い出話を書いていこうと思う。
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by sitoi | 2012-09-30 07:40 | Comments(0)  

9月29日 平常を貫く

ワインを飲みながら、このブログを書いている。
慌ただしい一週間だった・・・。

今朝は、嫌な夢で目覚めた。
授業の最中に右往左往している自分がいた・・・。
嫌な汗をかいて目覚める。

今日は、社会科の研究会。
70名程度の先生方に授業を見ていただく。
いつもの授業を見ていただく。
どれだけ教材研究に時間を費やそうと、それらは微塵も見せず、軽やかに・・・。
余計な掲示物も一切なし。
平常を貫く・・・。
それが駄目なら、普段の自分が駄目ということなのだ、と言い聞かせる。

いつものことだけど、授業が始まった瞬間に参観者は気にならなくなる。
私と子ども達の授業であり、空間なのだ。
周りは関係ない・・・。

授業が終わった瞬間、ある子がこう漏らした。
「ああ、面白かった・・・。」

反省すべきことは多くある。
でも、それは明日からの授業で、また修正すればいい。

事後の研究会でも、多くの示唆を頂いた。
ありがたいことである。

研究会が終了するや否や、退勤させていただく。

帰宅後、すぐにベトナムの女の子を宇治へ連れて行く。
補修工事中の平等院を案内した後、中村藤吉店舗へ。
ここの抹茶ゼリーを食べさせたくて。ついでにお茶を買ってプレゼント。
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その後、帰宅して早めの夕食を食べた後、京都駅へと送る。
早いもので二週間が過ぎた。今日の夜行バスで別府へと帰るのだ・・・。
「また、いつでもおいで」
と、妻と一緒に見送る・・・。

怒涛の一週間が終わった。
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by sitoi | 2012-09-29 21:56 | Comments(0)  

9月24日 久しぶりの観劇

今日は、1~6校時まで全て社会科の授業。
さすがに、ずっと社会の授業っていうのもねえ・・・という感じ。

何とか終えて、放課後の会議も終えて、早めに退勤。

今日は、久しぶりの観劇。
京都芸術センターで、劇団「地点」による「はだかの王様」。開演は19:00。

以前は、月に一度は、演劇、ダンスといった公演に足を運んだものの、本当に久しぶり・・・。
やっぱり、忙しくても、足を運ばなくては・・・と思う。
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終演後、ブラブラと裏道を散策しながら帰路に着く。
こういう時間が大事なんだよなあ・・・。
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by sitoi | 2012-09-24 22:22 | Comments(0)  

9月23日 軽やかに生きたい

朝、雨音で目が覚める。
珈琲を入れて、パソコンを立ち上げ、iTunesのラジオでJazzを流す。
しばらく仕事をした後、今日は神戸へ。

車を走らせているうちに、晴れ間が増えていく。
我が家から神戸までは車を飛ばせば1時間あまり。

11:00過ぎに神戸着。
ベトナムの女の子と妻と私の三人。
せっかくなので、お洒落なレストランでランチ。
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その後、異人館を散策。
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中華街で、豚饅を食べて、帰路に着く。

一日、よく遊びました。

忙しい毎日だけど、軽やかに生きていきたいと思う。

さあ、明日からまた一週間がんばろう!
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by sitoi | 2012-09-23 23:09 | Comments(0)  

9月22日 結局、私は私を語ることしかできないのだろう

昼前に京都橘大学に着き、いつものように池田先生とあれやこれやと情報交換。

「明日の教室」の履歴を見て驚いたのだが、私と池田先生の二人で話をするのは、2008年3月以来ということになる。
参加者の方から、
「なかなかお二人の話を京都で聞ける機会がないから・・・」
との声をいただく。

なるほど、池田先生は、先週は九州、来週は東京での講演だ・・・。
私も、名古屋と九州へ行く予定はあるが、次の京都は今のところない・・・。

そんなこともあってか、40名を超す熱心な参加者がお集まり下さり、とても良い学びの場となった。
遠くは、埼玉、静岡、徳島といったあたりからも参加いただき、その熱意にはいつものことながら頭の下がる思いです。

今回、私は、教材研究に関する思い、やってきたこと、今現在やっていることについてお話させていただいた。
そこには、思いはあれど、理論や方法論はない。情けない話である。
しかし、今回講座を考える中で、私が話せるのは、私自身のことだけなのだと改めて感じた。

反して、池田先生は、理論と方法論を語れる方である。
理路整然と発問について話を進められる姿を見ながら、さすがだなあと改めて感じた次第です。

授業について、こんな思い出があります。
マクドナルドと連携した授業を行うことになった当日、授業を見に来て下さったNHKの方が、こう言われたのです。
「糸井さん、軽やかな授業を見せてほしいな。」
「軽やかな授業ですか?」
「そう、軽やかにね。」

とても意味深い言葉だったので、よく覚えています。
野口芳宏先生の言葉だったと思うのですが、こんな言葉があります。
「授業当日の朝まで指導案の検討を行い、授業が始まった瞬間に、それを捨てる」

私は、「軽やかにね」という言葉をお聞きしたした時、野口先生の言葉を思い出したのです。
授業は、子ども達と共に創るもの。だから、優先せねばならないのは、指導の流れではなく、子どもの思考の流れであり、それはライブなのだから刻々と変わってくるものだということ。
指導案にがんじがらめになるのでなく、自然に振舞ってほしいということだろう、と。

私達教師は時として、1時間の授業のために何十時間もの時間を教材研究に費やす。
私は無駄なことだとは思わないし、そういったことを微塵も見せずに、軽やかな授業をしたい。
その時以来、そんな風に思い続けています。

今日、話をしながら、そんなことを思い出していました。
多数の御参加、ありがとうございました。

次の私の登壇は、11月の「明日の教室・名古屋分校」です。
久しぶりにアーティストの話、ワークショップの話をしたいと思います。
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by sitoi | 2012-09-23 08:26 | Comments(0)  

9月22日 良い天気だあ

ベトナムの学生が我が家にやって来て、一週間が過ぎた。
敬老の日は、義父・義母を誘って、みんなで八瀬へ。
敬老の日なので、みんなでホテルでランチ。
その後、ケーブルで比叡山山頂へ。
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ゆったり山頂のフラワーガーデンを散策した後、下山。
そのまま大原へ車を走らせ、三千院へ。
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私は、今日は「明日の教室」へ。
妻とベトナムの女の子は二人で、着物を着せてもらえる体験をしてくるようだ。

今朝は朝早くからパソコンに向かっているが、良い天気だあ・・・。
学生のホームステイも残すところ一週間。

明日も京都観光に連れて行ってあげようと思う。
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by sitoi | 2012-09-22 09:12 | Comments(0)  

9月21日 最高の褒め言葉

今週も最終日・・・。
今週は、定期テストもあり、バタバタと一週間が過ぎていった感じ。

で、テスト明けの、今日の授業前の出来事。
私は、通常、チャイム3分前に教室に行くことにしている。
子ども達は、5分前に着席し、授業の用意をすることになっている。
3分前に教室に行き、子ども達と談話したりしながら、開始時刻を待つ・・・。

「ねえ、ねえ、先生、今日はどんな授業をするんですか?」
「いや、まあ・・・」
「テストが終わったから、何か違うことをするんですか?」
「いや、別に・・・・」

と、そこに他の子どもから、こんな声が・・・
「もう、いいやんか、何でも。いつも楽しいんだから!」
「そうだけど・・・」

最高の褒め言葉を子ども達からいただきました。

本校に赴任して、社会科授業を担当することになった時、自分自身に言い聞かせたことがあります。
それは、
「どんな授業方法を取るにせよ、まず、高いレベルのテスト学力に対応できる授業内容にすること。そして、単なる知識の注入に終わらず、子ども達が楽しいと思える授業にすること。」
です。

子ども達が、授業前に、
「ああ、今日も社会か。いやだなあ・・・。」
と思うのではなく、
「ああ、今日の社会科は何を勉強するのかなあ。」
とワクワクするような授業です。

で、今日は、一つのグラフから、みんなで意見を出し合う授業を行いました。
子ども達の意見は途絶えることなく、広がっていきます。

「では、終わります。」
と、授業を終え、引き揚げようとすると、何人かの子どもが追ってきます。
「先生、うちのおじいちゃんが・・・」
「私の家では・・・・」
と、発表し切れなかった思いを伝えに来てくれるのです。

もう一つ、狙っていること。そして、このことが私が追い続けている授業・・・。それは、
「授業がきっかけとなり、子ども達が自然に動き出す、調べ出す授業だ。」

そういう授業を追い続けたいと思っている。
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by sitoi | 2012-09-22 07:38 | Comments(0)  

9月17日 ありがとうございます、満員御礼です

9月22日(土)の「明日の教室」には、久しぶりに私と池田さんの二人で話をする。
私と池田さんが話をする機会は滅多にない。
一年に一度もないだろう。
なぜって、私と池田さんの二人が裏方の仕事をするのが「明日の教室」だから・・・。

けれど、7月の琵琶湖合宿の露天風呂で池田さんとちょっと話をした時、授業の話になって・・・。
私は、池田さんの授業の話がとっても面白かったのです。
同時に、私も話をしてみたい内容が出てきて・・・。
で、久しぶりに二人でやることにしました。

40名。
満員御礼です。
ありがとうございます。
もともと、教室サイズで、40名程度で・・・・と、始めた研究会です。
今回は、追加申し込みをするつもりはありません。

二人で、授業について語りたいと思います。

10月は、国語教師、多賀先生に御登壇いただきます。
乞うご期待です。

追伸
9月の「明日の教室」にどうしても参加したいという方がいらっしゃいましたら、私か池田さんまでメールを下さい。若干名なら対応できるかもしれません・・・。
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by sitoi | 2012-09-17 08:42 | Comments(0)  

9月16日 ベトナムからのお客様

朝7:00、京都駅に向けて出発。
今日は、娘がAPUでお世話になっているベトナムの女の子が京都へやってくる。
その女の子を迎えに、京都駅。

肝心の娘は、昨日から東北へボランティアへ行っているところ。

無事、京都駅でお迎えして、いったん、我が家へ戻る。
今日から二週間あまり、我が家にホームステイしていただく。
京都の会社にその間、インターンとして通うそうだ。

で、荷物を置いてもらった後、夫婦で通っている、いつもの喫茶店でモーニング。
その後、せっかくだから、奈良へでも行きましょうと、誘う。
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大仏殿は一年ぶりだろうか・・・。
やっぱりでっかいです、はい。

遅めのお昼は、これまたよく行くパキスタンカレーの店。
午後は、インターン用の買い物にお付き合い。

夜には、娘も帰って来て、賑わう。
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by sitoi | 2012-09-17 08:31 | Comments(0)  

9月16日 たぶん分からないと思う・・・

授業のことを、昨日に続いてもう少し書いてみたいと思う。
今年も何度か、日常の授業を若い先生に見ていただいた。

本当に日常である。
私が「いつでもいいですよ」と言っているので、休み時間になって、「次の時間いいですか」と連絡が入るような状態なので・・・。
で、もちろん、「いいですよ」と返事をさせていただく。

いつもの授業を行う。
たぶん、拍子抜けするような授業に見えると思う。

授業後も、私からはコメントしない。
見えたものが事実だから・・・。
たぶん分からないと思う。

たぶんいろんなものを崩しているから・・・。
若いころなら、例えば、こんな指示をよく出した。
「ノートに分かることを5つ書きなさい。時間は3分です。」
今は、こうだ。
「分かることあるかなあ。はい、まず手を挙げて・・・・それから考えなさい。」
昨年度、公開研の後、こんな意見をいただいた。
「まず、ノートに書かせた方がいいのではないでしょうか。」
もっともな意見である。
ですが、私は相変わらず、それをしていない。

いろんなものを捨てた。
新たなものを手に入れるために・・・。
今は、まだ暗中模索で自分の授業を探っている。
だから、何十時間も1時間の授業に費やすことなんて、何て事ないのです。
授業って、そんなに簡単なものじゃないですもの。
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by sitoi | 2012-09-16 06:44 | Comments(0)