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12月29日 あなたの知らない世界があるよ

北海道の石川晋さんが、ブログで研究会の参加者の少なさを嘆いていらっしゃる。
実は、「明日の教室」も、参加者数では、苦戦している・・・。

1月に予定している研究会が、京都、大阪とも10名程度しか集まっていないのだ。
毎月、毎月、ご苦労さんなことですね・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でもね、伝えていかなくちゃいけないと思うのですよ。
「あなたの知らない世界があるよ」ということを・・・・。
少なくとも、私は、そうしていただく中で救われた者の一人ですから・・・。

新任で1年生の担任になった私は、無我夢中で毎日を過ごしていたものの、クラスは全くうまくいかず、悪戦苦闘の日々でした。
そのまま、2年生に持ち上がり、クラスもそのままだったので、子ども達との関係もそのまま。崩壊というわけじゃないけれど、とのかく、遊びの中で、子ども達との関わりをかろうじて維持していたのかな、といった具合でした。
授業も、何が何だか分からない。「いいのよ、できない子どももいるんだから」という先輩教師の言葉に、そんなもんかいな、と納得しきれない思いを抱きつつ・・・・。

そんな時、出会ったのが、「教育技術法則化運動」。
向山洋一先生の、「跳び箱は誰でも跳ばせられる」を追試。子ども達全員が跳べた時は、子ども達以上に私が驚き、呆然としてしまった。
子どもたちができたという事実は、子ども達ができなかったという事実は、教師である自分の責任であったという事実を突きつけられたことに他ならないから・・・・。
その日を境に、私は、気が狂ったように、教育書を読みあさった。
今までの不勉強を取り返したくて、寝る間も惜しんで、本を読んだ。
毎時間の授業の計画をしっかり立てるようになった。
寝るのは、深夜の2時、3時が普通だった。

そんな風にして、最初の学校で6年間お世話になった。
6年間で、1~6年生までの全ての学年を担任させてもらえることもできた。
そして、次の学校に赴任した。

私は、この時、大きな考え違いをしていた。
恥ずかしながら、私は、この時、「自分はもうどの学校でも通用する」といった傲慢な考えを抱いてしまっていたのだ。
自分なりの授業もできていたつもりだし、努力もしていたつもりだった。教育誌に原稿を書く機会もいただいていたし、安定したクラス作りもできていた・・・と思っていたのだ。
恥ずかしい話だけど、そんなことを考えていたのです。
たった6年の現場経験しかないのに・・・・・。

新しい学校では、5年生の担任になりました。
こんな風に思っていたのですから、「よし、やってやろうじゃないか」ってな感じでスタートしました。
・・・・・全くうまくいきませんでした。

その時の学年主任の先生が素晴らしかった。
全ての教科で、全くかないませんでした。
その先生は、教授学を研究されていました。
斉藤喜博先生の流れをくむ研究団体です。

5年、6年と持ち上がり、その主任の先生のそばで学ばせていただきました。
自分が如何に思い上がっていたかを感じ続けた二年間でした。
つまり、「まだまだ自分の知らない世界がある」ということを感じ続けた二年間だったのです。

こんな思いを続けながら、気がつけば、50歳の手前の年齢になっていました。
その感、教師だけでなく、音楽家、ダンサー、劇団の方々からも、
「まだまだ、あなたの知らない世界があるよ」
と教えてもらい続けてきました。

もし、あの時、あの方と出会わなかったら、私の教師人生は、もっと底の浅いものになってしまっていたでしょう。
そんなことを考える時、私は、若い方々に伝えたい。残りの教師人生全てを使って伝えたい。
「あなたの知らない世界があるよ」と。

1月8日は「明日の教室・大阪分校」が開催されます。申し込みはこちらから!
そして、1月29日~30日は初の一泊二日研修「明日の教室」を実施します。申し込みはこちらから!
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by sitoi | 2010-12-29 09:30 | Comments(1)  

12月28日 良い天気です

朝一番、娘を洛南浄化センターグラウンドへ送り届けた後、朝風呂。
ゆっくり寝て、朝風呂に入るのが、一番の楽しみ。

今日は、午前中に光電話の工事に業者の方に来ていただく。
我が家も、光電話と光テレビに切り替えることにした。
テレビはあまり興味ないのだけれど、とりあえず、BSが見れるようになるらしい・・・。

昼過ぎに娘を迎え、そのまま、「なばなの里」へ行く予定。

15:00、アウトレットに到着。
妻、娘と別行動で店を見て回る。
で、くつろげそうな喫茶を見つけて、読書。
「四十回のまばたき」(重松清著・幻冬舎文庫)が、それ。

17:00、早めの夕食を済ませ、「なばなの里」へ向かう。
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入場料2000円は、ちょっと高いんじゃないの、とは言うもののきれいでした。
園内にある温泉で、凍えた身体を暖めて、帰宅。
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by sitoi | 2010-12-28 10:52 | Comments(0)  

12月27日 何とか整理してみたい

「糸井さん、やりにくかった?」
と聞かれた時、
「そうでもなかった」
と答えた自分がいた。
・・・・・不思議だった。

それは、教科担任としての、担任がどうだったかに対する答えである。
まあ、まだ一年は終わっていない。あくまでも12月までの段階での答えである。

これまで、私は、小学校高学年での、教科担任制の取り組みに対して、否定的であった。
確かに専門性を活かすという発想には共感できるものがあるにせよ、その多くが、学級崩壊を防ぐという裏事情も含まれているのだ。
たくさんの教師の目で見ましょう。一人の担任に重荷を背負わせないといったような・・・・。

それに、小学校では担任丸抱えで見えてくるものもあると信じていたから・・・。

本校で、教科担任制が実施されているのは、専門性を活かす以外の何者でもない(と思う)。
なので、私も、受け持っている社会科の授業に全力を尽くしている。
が、これも、御馳走授業をしているつもりはない。必要となる力が身に付くよう、栄養を考えたメニューを提供しているつもりだ。
このあたりのことは、3月に野中先生と語り合いたいと思っている・・・。

で、担任の話である。
「朝の会」「帰りの会」「給食指導」「道徳(立命科)」「学級活動」といったあたりが、担任としての子どもたちへの関わりだ。
4月当初は、こんな時間だけで、担任としての機能が果たせるのか?とはなはだ不安な日々を送っていた。
つまり、裏返せば、これまでの私は、授業時間も使って、担任としてのクラス作りをしていたということだ。
「横の繋がりをつくっていく授業形態」などが、それである。
また、授業時間の数分を使って、いろんな話をしたりもしていた。
それが、できないということ、である。

で、どうしたか?である。
「横の繋がりをつくっていく授業形態」といったものは、社会科の授業時間を使って、どのクラスでも実施していった。
たとえば、発問ひとつとっても、拡散思考が生まれる発問を用意し、子ども達の間に、自然に、「その意見につけたして」「ちがった角度から」といった言葉が生まれるようなしかけを用意した。
また、子ども達が指名しながら授業を続けていくような仕組みを用意した。
これは、子ども達の横のつながりをつくったり、子ども達に自分達で授業をつくっているという雰囲気を生み出すためでもある。

すると、私が、自分の担任しているクラスのみに行ったのは何なのだろう?
つまり、学級づくりは、授業づくりと別のところで行う・・・ということになる。
じゃあ、・・・・と、ここを整理していこうと思う次第である。

今日は、今年、購入したマンションの排水の調子が悪く、工事の人を待ちながらマンションで過ごす。
4LDKで見晴らしも良く、物も少ないので快適・・・うーん、ここの方が仕事がはかどるかも・・・。
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by sitoi | 2010-12-27 10:59 | Comments(0)  

12月25日 模索し続ける

車屋で待つ間、構想メモ。
先日、やっと、スケジュールノートを購入。
大きさも、書き込むレイアウトも、やっと好みのものを見つけた。

で、斉藤孝さんの本を読みながら、メモを取る。
斉藤さんの本は、毎回、自分の中の新たなアイデアを生み出すもとになる。

今回も、エッセイの書き方が興味深いものだった。
それは、書くネタを見つけた後、
「ゴールを決める」→「タイトルを決める」→「通過点は①えー!②へぇ③ほぅ、の3段階」
というもの。いやあ、面白い。

で、その後、銭湯に場所を移動し、2月の公開研究会の授業プランの構想を練る。
今、2つほどやってみようかなあと思っている授業はあるのだけれど、どちらも今ひとつ・・・・。
ヒントが湧き出るのを待っている状態。
ぼんやりといろんなことを考えるも、今日は、収穫なし・・・・。

本屋で、「街場の教育論」(内田樹著・角川文庫)を購入。
やはり、休みになったのだが、授業のことが気になるので、教育関連の本に目がいってしまう。

夜は、「医龍」。
DVDをまとめて借りてきた。
最近、このドラマにはまっています。
冬休みなので、ゆくっり見れます。
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by sitoi | 2010-12-26 09:29 | Comments(0)  

12月25日 かれこれ半年が過ぎた

ブログで「電子ブック」をつくるなどと無謀なことをぶちまけて、半年ほどが過ぎました。
出版社に勤めているわけでもなく、売れっ子のライターでもない私が、そんなこと簡単にできるわけがありません。その通りなのです。
だから、四苦八苦して、未だにまだ動き出せないでいます。

でも、やろうと決めたおかげで、いろんな課題が見えてきました。

一番、わけが分からなかったのは、「代金をどのように受け取り、どのように商品を届けるか」ということです。
あっ、そんなのネット上で、やりとりすればいいじゃん。商品もデータで送れば・・・。
そんな風に簡単に考えていました。
でも、そのサイトを構築するために多額の費用が必要になること、経理はどうするのか・・・大きな壁にぶち当たりました。

更に、教室の電子黒板でも、そのまま使えるようなパワーポイントも資料として入れていきたいと考えているのですが、ここでも著作権の問題にぶつかりました。
学校で使う資料を多くの教師がネット上から取り込んでいます。(と思います)
それをそのまま使うわけにはいきません。イラストレーターが必要になってきます。

まだまだ、たくさんの課題が出てきました。

でもね、課題がいくら出てこようが、やるのです。
課題が出てきたということは、実現が近づいてきているということなのですから・・・。

昔、ソニーの本から学びました。
「できない理由が分かった時点で、それはできることになる」と。

「明日の教室」という研究団体を立ち上げたことによって、私はひとつのミッションを達成することができました。それは、「学ぼうとする若手に最高の学びの場を用意する」ということです。
直接、来て学べない所に住んでいる方のために、DVDという形のものを用意することもできるようになりました。

今度は、角度を変えたミッションを自分に課したつもりでいます。
私の考える電子ブックは、「授業のためのデータ集」です。
音読を実践しようと思った時、教材がすぐに印刷できるPDFファイルのものが入っていて、すぐに映し出せるパワーポイントが入っていて、しかも実際の音声データも入っているといった具合です。
これが、35週分入っている。1週間ごとに取り替えて使っていくという仕組みです。
これを、名人、達人と言われる方々に作っていただく。
そして、本を買う何分の一といった値段で手に入るようにするのです。

もうひとつは、「力ある若手を世に送り出す」ということです。
何千冊は売れないかもしれない。でも、本当に力ある若手はたくさんいます。
その方々のものを売り出したい。

発売までには、まだいくつもの壁を乗り越えていかねばなりません。
でも、私はきっとやります。
何せ、我慢強いですから(笑)

さて、今日は、愛車のメンテナンスです。
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by sitoi | 2010-12-25 09:42 | Comments(0)  

12月24日 町屋でイブ

今日は終業式・・・いや、ちがうか。
どうにも、二学期制は馴染めない。
とりあえず、明日からは冬休み、ということ。

何やかんやで、あっという間にお昼。
その後、1時間ほど仕事をして、「皆さん、よいお年を!」と、退勤。

そのまま、検診センターへ。
夏休みに人間ドックで検診をした際に再検箇所があったのだが、忙しさに、そのままに・・・。
12月初めに、再検するようにと、再度、手紙が届いたので、今日、予約をしていた次第。
医者からは、「気にする数値ではない」とのこと。
でも、お酒を控えられるのはいいことですよ・・・と。
で、血液検査をしてもらい、とりあえず、結果待ち。

その後、伊勢丹の地下を見て回る。
とりあえずのイブのプレゼントとして、妻に、ちょっと高級な紅茶でも、と思ったので・・・。
残念ながら、思っていた店はなし。

仕方ないので、樟葉まで戻り、京阪デパートで、プレゼントを物色。
何とか購入を済ませ、帰宅。

すぐに、妻と義父を車に乗せて、再び、京都の町へ。
ここ数年は、クリスマスイブは自宅で済ませていたのだが、今年は、妻が、町屋のレストランを予約しておいてくれたので、町屋でイブというお洒落な趣向となった。

18:00から2時間ほどかけて、和食をいただく。
やはり畳が落ち着くなあって、感じ。
さすがに、クリスマスケーキを食べるお腹の余裕はなく、ケーキは明日の楽しみに。

帰宅後、一人、ビールで乾杯!
とりあえず、新しい学校で、無事、年を越せることに、ホッと一安心。
さて、有意義な冬休みにるぞーっ、とりあえず、寝よ!
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by sitoi | 2010-12-24 23:08 | Comments(0)  

12月23日 gate

昨夜は、職場の忘年会@ホテルモントレ京都。
健全に20:30に終了。
帰り道、大垣書店に立ち寄り、通勤電車用の本を購入。
「誰も教えてくれない人を動かす文章術」(齋藤孝著・講談社現代新書)が、それ。

一時、齋藤孝さんの本は出る本、出る本、全てを読んでいた。
が、当然のことながら、もういいか・・・と、手を伸ばさなくなっていた。
が、しかし、今回の題名には、やはり手が伸びてしまったというところ。

で、帰宅してから、久しぶりにワインに手を出してしまったので、今日は、ゆっくり朝寝。

妻と二人、ゆったりと行きつけの店でモーニングを楽しんだ後、京都に向かう。

今日は、四条烏丸近くの小劇場「KAIKA」にて、「gate」という演劇が上演される。
ということで、妻と二人、演劇鑑賞。
13:30開場。
たっぷり4つの演劇上演。
終了すると、16:30といったところ。

その後、デパートに足を伸ばし、クリスマスプレゼントを購入。
娘と待ち合わせ、夕食を食べて、帰宅。
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by sitoi | 2010-12-23 21:45 | Comments(0)  

12月21日 ご協力をお願いします

1月の「明日の教室」の申込みサイトがうまく動かなかったらしい。
申し訳ありませんでした。
もう、うまく申込みができるようです。

で、参加を予定されている先生方にお願いがあります。
それは、早く申込みを済ませていただきたいということです。

と申しますのも、旅館を40名でおさえているものの、早めにだいたいの人数が分かれば、増やすことができるということです。
それが、反対に、間近になっても、少なければ、減らさなければならないということです。

まだ、申込数が3人・・・・。
いつものことながら、主催者としては、ヒヤヒヤものなわけです。
どうぞ、よろしくお願いします。

尚、内容についての質問メールをいただきました。
内容は、「国語」と「学級経営」に関するものになります。
まっ、でも、そこは、「明日の教室」ですから、ならではのものにしたいと考えています。
年内には、詳細を発表しますが、期待を裏切るようなものにはなりませんので、ご安心を。

さて、肝心の申込みは、こちらからです!
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by sitoi | 2010-12-21 22:14 | Comments(0)  

12月20日 疲れたあ・・・・

先ほど、関西空港から帰ってきました。
事故渋滞に巻き込まれ、行きが、何と3時間余り・・・・。
帰りは快調に走ることができ、1時間半・・・・。

もう寝たい・・・。
寝たいのだが、考えたいことがあって、パソコンに向かっている。
もう少し頭の中を整理すれば、新しい企画ができそうなのだ。

さて、土曜日の岩下先生の講座の感想を何人もの方からいただいた。

例えば・・・・

模擬授業は、「模擬」というよりも、本当の授業でした。
私たちは「子どもになったフリ」など、もちろんせず、
真剣に授業に向き合いました。
そして、自分が向上的に変容していることを実感しました。
本当に幸せな時間でした。

例えば・・・・
毎日、あの授業が展開されることが「普通」の環境に身を置いたら、
すごいことでしょうね。

毎回、真摯に学びたいと考えている方々が集まって下さる。
だから、「明日の教室」の空間は、本当に素晴らしい学びの空間を生み出している。
有り難いことである。

今日、岩下先生と少しお話した。
岩下先生は、こうおっしゃっていた。
「もっと、勉強して、今度はもっといい授業をしますからね。」
もう名人と言われ、そして、60歳を過ぎた先生をして、こう言われる。
私たちが、勉強しなければならないのは、当たり前のことなのだ、と思う。

岩下先生、ありがとうございました。
また、来年も、是非、御登壇下さい。
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by sitoi | 2010-12-20 21:23 | Comments(0)  

12月20日 第3回「明日の教室・大阪分校」

年明け、すぐに、第3回「明日の教室・大阪分校」が開催される。
以下、代表の川本先生のブログからの転載です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用開始

第3回「明日の教室大阪分校」のお知らせです。
今回は徳島県から森口健司先生にお越しいただきます。

僕が森口先生に出会ったのは昨年のネタ研でした。
僕は、大阪って人権学習を大切にしているんだけれど、その根本の考え方がよくわからない。
なかなか学ぶ場がないなあと思っていました。
森口先生のお話を聴き、森口先生から人権学習の根本の考え、本質を学びたいと感じました。

森口先生のメールからのお言葉。
グッっときました。

~引用~

信頼の絆に結ばれた集団の中での語りには、いつも心が癒されます。
学習者が学習者を変えていく教育の営み、子どもたちの思いがクラスの中に響き合っていく感動。
教師をしている喜びはここにあると思います。
節目節目を大切にする学級集団づくりについて、語りが語りを生んでいく人権教育のあり方について、
私自身の具体的な実践にふれながら語らせていただきたいと思います。

~引用終了~

今回は子どもたちが本音で語り合う集団作りの具体的手立てを教えていただきます。
本当に楽しみにです。
年始、学期始めのお忙しい時期だと思いますが、ぜひご参加ください。
子どもたちが本音で語れる集団・クラスづくり魅力的だと思います。
たくさんの方のご参加をお待ちしています。

※懇親会もたっぷり参加していただけるとのこと。
食事&お酒を飲みながら森口先生からたくさんの学びを得ましょう。


第3回 明日の教室大阪分校   

日 時:平成23年1月8日(土) 13:30~16:45(13:00受付開始)

講 師:森口健司先生(徳島県板野郡北島町立北島中学校教諭)

テーマ:「学級集団づくりと感性をみがく人権学習」

内 容

人権学習は、苦しみや悲しみを輝きに変えていく
~マイナスをプラスに変える生き方を求めて~

『人権学習は、何のためにしているのか。私は、今日この答えが明確にわかった。語り合いの中で、ずっと温度のぬるいまま心にあった疑問だった。その答えとは、互いの人間性を真っ向から理解し、ありのままの心を認め合うということだ。今、私たちはその答えに向かって心の火を燃やしていると思う。これから卒業するまで、その火は絶対に消えることはないと思う。

私たちの暮らす町には、指定された同和地区はない。その意味で日常的に同和問題を実感することは少ないかもしれない。そのことが、私たちには関係ない問題という意識を生んでいる。私には直接関係のないことと放っておくこと、知らないということは怖いと思う。直接関係なくても、知ろうとする気持ちが大切だと思う。そして、それを大事なことだととらえ、どこまで「ひとごと」を「わがこと」にできるかだと思う。

どんな人であっても、真っ直ぐにその人の心を見、すべてを知ろうとしたい。自分もそのように受け入れてほしい。ありのままでいられて、互いをあるがまま信じられ、大切にできる存在は、どんなときでも強いものとして一生そばにあるんだと今日、話を聞いて実感した。私にも、将来そんな関係があるかなと思った。

広瀬さんの言葉で、「人権学習は自分をキラキラ輝かせるためにある」という言葉が、とても心に残っている。すごく共感する。人権学習は、苦しみや悲しみを輝きに変えていくことができるんだと、強く思っている。今日来ていただいたパネリストの皆さんに心から感謝したい。』

これは、来年度30歳になる板野中学校時代の教え子3名を、北島中学校に招いて実施した人権学習における生徒の感想です。信頼と尊敬の絆の中で営まれてきた「生命が輝き合う学級集団づくり」と「生徒が生徒を変える人権学習(感性を磨く人権教育)」について、具体的な授業実践を通してお話ししたいと思います。

定 員 50名

参加費 一般2000円 学生1000円

講師紹介

大学時代、京都での被差別体験が、教職へと思いを強くし、卒業後、中学校教師になり、子どもたちの心に響く人権教育を模索する中、1990年度より板野中学校において、「生徒が生徒を変える人権学習」(語り合いの人権学習:全体学習)を創造する。

また、1992年文部科学省道徳教育読み物資料作成協力者会議の委員となり、「中学校読み物資料とその利用」の作成にかかわり、道徳資料として「峠」「スダチの苗木」を著す。

2003年度より学校現場を3年間離れ、土成町、美郷村、板野町、松茂町の教育委員会に勤務し、それぞれの町や村の人権教育・人権啓発を担当する。

そして、2006年度より現在の北島中学校に勤務し、「語り合いの人権学習」(全体学習)を実践している。
このような実践と共に、1995年度より広島大学教育学部で5年間「同和教育」演習、また、2005年度よりは愛媛大学教育学部で「人権教育」の講義を担当するなど、自己を語り合う人権学習に取り組んでいる。

申し込みはこちらから。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用終了

どうぞ、よろしくお願いします。
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by sitoi | 2010-12-20 21:07 | Comments(0)