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運動会を終えて ③

昨日まで揃って立つことのなかった三段タワーが見事、全て立ちました。
何度も潰れていたグループは肩を組んで喜んでいました。

よかったなあ・・・と思いました。
潰れても構わないと言いながらも、そりゃあ、立った方がいいですから。
会場からも、ひときわ大きな拍手をいただきました。

そして、静かにグランド前後に退場・・・・。
と、終わりかと思いきや、拍手と共に軽快なリズム音。
ブルースブラザーズのライブからの音源。曲名は忘れました。
子ども達は、会場のジャーニーTシャツを着た先生方を引っ張って、グランド真ん中へ。
一人の女の子が、マイクを持ち、こんなアナウンスを。

みなさん、ご声援、どうもありがとうございました。
組体操「ジャーニー」、いかがでしたか?
先生たちによると、人生って、旅のようなものなのだそうです。
学校という場で、いろんな人と出会い、笑ったり、泣いたり、怒ったり・・・。
うーん、そうなのかなって思うけど、まだ、よく分かりません。
でも、この組体操をみんなと作り上げる中で、分かったことがあります。
「それは、協力することの大切さです。」
私たちの(ぼくたちの)旅は、まだまだ続きます。
これからも、応援、よろしくお願いします。
では、最後に、みんなで、もうひと踊りしたいと思います。

何を学んだかを子ども達に書いてもらい、文章の雛形を私が考え、子どもと読みやすいように文章を変えていった結果、上記のようなものとなった。

そして、みんなで最後の踊りを笑顔で!
振り付けは、男子一同。誰でも踊れて、曲の雰囲気に合ったものを相談して、作ったもの。
最後は、みんにで「イェーイ!」と叫んで、ジャンプで終わり。

「礼」をして、電車の発車音で駆け足退場。

長くなったが、これが、組体操「Journey」の全貌だ。
今回、私自身、これを越えるものを作るため、ここに記しておくことにした。
今度、組体操を創る時には、これを越えるものにする。
誰だったかは、忘れたけれど、こんなやりとりを覚えている。チャップリンだったけ。

「あなたの最高の作品は何かですか。」
「それは、次の作品です」

作品という使い方はよくないかもしれないが、次の取り組みを、今回のものよりいいものにしたい・・・何かが終わった時、いつも思うことだ。

一生懸命、がんばった。
手を抜いて指導した日は一日としてない。いや、1時間としてない。
でも、たどりつけなかったことがたくさんある。
悔しい・・・。
夜の先生方との反省会の場で、
「できなかったことがあります。その悔しさの方が大きい。次の、子ども達との取り組みで、リベンジです。」
そう言った。お疲れさまの席で、場違いの発言だったかもしれないが、浮かれた気分にはなれなかった。もう、気持ちは切り替わっている。よし、次!・・・なのだ。

運動会が終わった。
私のクラス、黄組は負けた。
運動会終了後、応援席での反省会。
応援団、色リーダー、競技リーダーは、最後の挨拶をみんなの前ですることになっている。
団長の○×君は、話すのが苦手。
「負けたけど、がんばったから・・・みんな、がんばってくれたからよかったです。」
こんな言葉が精一杯だった。

ひとしきり挨拶が終わって、気がつくと、
○×君が泣いていた。人目もはばからず、ずっと泣いていた。
後で、○×君に、そっと聞いてみた。
「なあ、どうした。」
「・・・・悔しい」
「そうか、悔しかったのか・・・・○×君は野球やってるやん。野球の時も負けたら涙出る?」
「・・・・泣かない」
「そうか、野球の時は泣かないか・・・・がんばったもんな、団長」
「・・・・うん」

ほんの半歩の進歩かもしれない。
でも、○×君は、団長という仕事を通して、何かを学んでくれたのだと思う。
○×君の涙は、きっと負けた悔しさだけじゃないと思うから・・・。
何か、嬉しかった。○×君の涙は、とっても価値のあるものに思えたから・・・。
気がつくと、女子の何人かも泣いていた。
ああ、いい運動会だったなあ・・・と思った。

たかが、運動会。されど、運動会・・・なのだ。

運動会で学ぶべきものがある。
それを論じることを避け、逃げていては、教師は務まらない。私は、そう思う。

帰宅しよう校門を出ると、ジャーニーTシャツを着て、遊んでいる6年生がいた。
何か、とても嬉しかった。
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by sitoi | 2007-09-30 09:04 | Comments(2)  

運動会を終えて ②

組体操「Journey」。
夏休みの一ヶ月をかけて、学年の相棒と構想を練り上げ、9月からの一ヶ月をかけて子ども達の様子、動きを見ながら再構成し、創り上げた組体操だ。

9月になってから、話し合ったのは、
「子ども達の目標と教師の目標が同じであっていいわけがない。子ども達の目標は、たとえば三段タワーを完成させるぞ、でいいだろう。でも、教師の目標は違う。三段タワーの練習をさせる中で、何を学ばせるかだ。例えば、協力という言葉の本当の意味を身体を通して学ばせること。言葉を体感させたい。そのことを考えながら指導しよう。」
ということだった。

結果として、昨日まで、全ての三段タワーが立ったことはなかった。
理由のひとつとして、その経験をさせたいために、かなりの無理をさせた。
三段タワーというのは、1段目を6人で組み、その上に2段目として3人が乗る。そして、3段目に一人が乗るという10人で取り組む技だ。
私の知る限りでは、クラスで一つ作るのが普通となっている。
今回、6年生では、これをクラスで2つ作らせたのです。
しかも、一つのクラスの人数は少なく、26人です。
26人のうち、20人が三段タワーに参加することになったのです。

5年生の先生達は、それは、とても無理・・・と、5年生は2クラス合同60人の中から10人を選抜し、一つの三段タワーを作るにとどまりました。

無理を承知で挑戦させたい。そして、「協力」というものを身体を通して体感させたい。
私たちの思いはそこにありました。
結果として、昨日まで、こちらが立てば、あちらが倒れる。
あちらが立てば、こちらが倒れるを繰り返していました。
様子を見た校長先生などは、
「おい、糸井くん。大丈夫かいな。」
と心配しておられました。

ただ、私は、三段タワーが失敗してもいいと思っていました。
大切なのは一生懸命取り組むこと。
その姿を保護者の方にお見せすればいいのだと。

さて、演技は、子ども達がグランドで駆け足で集合し、円陣を組むところから始まります。
114名が円陣を組み、色リーダーが声を出します。それに、みんなが応えます。
たとえば、
「みんなで協力してがんばるぞ!」「オーッ!」といった感じです。
その後、たった一人グランドの真ん中に残し、残り113名はグランドの前後に散らばります。
曲の始まりは、電車の発車音。発車のアナウンスが響きます。旅の始まりです。
グランドに残った一人が立ち上がり、曲に合わせて、8人、16人とグランドに駆け出していき、その子の周りに円を作ります。
円を作って、中心に立つ子の動きを真似るのです。
その子の動きは、毎回違うものです。つまり、即興です。演技の始まりは、一人の子の即興の振り付けを全員が真似るのです。

後で、先生方から、
「どの部分が即興だったの?」
と聞かれました。
そう、子ども達の動きが揃えば、即興は、即興に見えない。
曲に合わせて、全員が決められた振りをしているようにしか見せないのです。
まさしく、私たちの思惑通りの一人技となっていました。

一曲目の「くるり」の曲が終わり、つなぎの部分には、商店街のにぎわいの音を入れていました。電車を降り、商店街に着いたという設定です。
二曲目は、曲に合わせて、決まった動きをする従来の組体操の動きです。
V字バランス、ブリッジ、肩倒立といった技を曲に合わせて繰り広げます。
二曲目も「くるり」の曲です。途中から、波の音をかぶせて入れておきました。
海辺の風景を演出・・・です。

最後は肩倒立から静かに足を降ろし、静かに全員が仰向けに寝た状態です。

そして、移動の曲。
この曲は、すごく気に入った曲で、面白いのでいろんな音をかぶせてみました。
クラクション、救急車の音、雷と雨、電話・・・といった音です。
子ども達にも意見をもらいながら、最終的には、
クラクションの音で止まる。救急車の音で倒れる。雷と雨の音で雨宿りするために走る。電話の音で隠す人とのぞき見する人の動きをする、といった決まり事を決めました。
走りながら、これらの動きをしつつ、円の体型から、縦二列の体型へと移動するのです。

縦二列からは、2人組、3人組、5人組の技を展開していきます。
従来の組体操の技に加えたのは、ハイタッチです。
2人組でも、3人組でも、5人組でも、必ずハイタッチです。
「がんばった」「がんばろう」という思いをハイタッチにたくしました。
この技のために悩みに悩んだ末、選んだのが「ハッスル」という曲でした。
この時は、会場からも手拍子が沸き起こり、子ども達も笑顔で演技していました。
まさしく、私が思い描いた映像でした。
昨日までは、バタバタ倒れていた技も、今日は、倒れずふんばることができました。
ただ、私が見ていたのは、倒れたチームのその後でした。
昨日までは、倒れた後、相手をけなし、やる気のなさを見せる子どもがいたのです。
今日は・・・気持ちを切り替え、ふんばることができました。

昨日、子ども達に言った言葉。
「一生懸命がんばって、それでも失敗してしまった相手にかける言葉は、何?何やってるんや、バカ、アホ、死ね・・・か?」
子ども達は、
「ドンマイ、ドンマイや。」
と返してくれました。
「そうだよな。ドンマイ、ドンマイの声が、心が、協力やろ。それを大事にしようや。」
最後の最後まで、こんな話をしなければならないのが、悲しかったのですが、・・・ひょっとしたら、こんな話を続けることが教師にとって、一番大事なことなのかもしれません。

そして、最後の大技、10人ピラミッドと三段タワーへ。
昨日までは、全員が潰れず完成したことは一度もありません。
曲は、バンクバンドが歌う「糸」です。

歌詞は、こちらのサイトで見ることができます。
私は、組体操の曲で、日本語の入った曲を使うことは初めてだったのですが、相棒の持ってきたこの曲を聴いた時・・・「ああ、この曲なら使いたいな」と思いました。

曲の最後の歌詞

たての糸はあなた よこの糸は私
逢うべき糸に 出会えることを
人は 仕合わせとよびます

子ども達には難しいだろうけど、少しでも考えさせてみたい。
そして、そこから、自分達なりの振り付けを考えさせてみたいと話し合ったのです。
曲の前半が、子ども達の振り付けによる動き。
後半で、ピラミッドと三段タワーを仕上げることにし、一曲4分程度でピタリと終わらせるように考えました。
子ども達の振り付けは、出会い、手をつないで糸を表現し、絡み合いながら、10人の糸を完成させていくといったものでした。
自分達の考えた振りの精度をどこまで高めることができるのか・・・。
これは、予想した以上に困難なことでした。
男女で手をつなぐ、手を合わせる・・・そんなことすら、二の足を踏む子ども達が何人も出てきて、・・・。
昨日までも、クラスごとに表現を見せ合い、
「どこがいい?どこがおかしい?」
と、意見を言い合わせました。
前日になっても、こんな話を続けていたのです。
これも、協力ということを考えさせる場でした。

そして、クライマックスの大技が始まりました。
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by sitoi | 2007-09-30 08:32 | Comments(0)  

9月29日 運動会を終えて ①

「先生、寒い」
との声が子ども達の中から聞かれ、長袖をはおる子も。
昨日までの暑さが嘘のような涼しさの中、運動会が無事、終わった。

担任する6年生の子ども達にとって、小学校最後の運動会だ。
子ども達にとって一生の思い出に残るような運動会に・・・そう、考えてきた。
今日、一日を振り返ってみたい。

朝、少し早めに登校し、職員一同、グランドの最終準備。
空模様を見て、
「糸井さん、天気によっては、午前中の最後に組体操をしてもらうかもしれない。用意をしておいてな。」
と、実行委員長の先生から声をかけられる。
(組体操は、運動会最後の種目だ。雨が降って、午後の種目が延期なんてことになると、平日の運動会となり、保護者の方に見てもらえなくなる。それを考慮しての言葉なのだ。)

午前中、子ども達の出番は、100m走だけ。
でも、応援や各係仕事で、どの子もバタバタと走り回っている。

競技が手際よく終わっていき、予定時間よりもかなり早い時間に午前の部が終了。
教室での昼食時間が予定よりもたっぷり。
そこで、昼食終了後、少し、話をすることに。
黒板に大きく、「小学校最後の運動会」と書いた。
そして、子ども達に、こう言った。
「なあ、みんな。午前中、得点で負けてるよな。でも、午後の部で挽回して勝つかもしれない。ひょっとしたら、負けるかもしれない。でもなあ、昨日も言ったよな。運動会の成功、いい運動会だったと思えるのは、勝ち負け以外のところだよな。午後に向けて、今の自分の気持ちを黒板に一人一人書いてみようや。」

子ども達、一人一人が黒板に出て、自分の思いを書いた。
みんなが書き上げた後、しばらく、みんなで黒板の言葉をながめた。

一番多かった言葉は、
「全力を出しきろう」
というような言葉だった。

「よし、がんばろう」
こんな感じで、昼食時間を過ごした。

さて、午後の種目の開始。
最初は、応援合戦だ。
この一ヶ月、応援団も、いろいろなことがあった。
団長の仕事を任せたのに、みんなをなかなかまとめられない○×君。
まとめるどころか、指示を出せずに、みんなから、非難される始末。
昨日の放課後は、
「先生、これ、明日、つけていい?」
と、様々なジェル(髪を立たせるもの)を持ってきて、見せにくる。
「なあ、格好よさっていうのは、そんなもんか?お前が一ヶ月かかってたどり着いた格好よさは、髪を立たせることなんか?」
と言って、いいとも悪いとも言わず、追い返した。

で、今日の○×君。
髪を立たせることはなく、代わりに、一日、応援を続けた。
応援合戦では、一ヶ月前のおどおどした様子はなく、声を出し切ることができた。
応援席に戻ってきた○×君に声をかけた。
「よかったぞ。よく頑張ったな。格好よかった・・・格好よかったぞ。」
と。

全員リレーでは、惨敗だった。
でも、私が許せなかったのは、走り終わった子ども達が、座らなかったことだ。
退場後、全員を座らせ、叱る。
「走り終わったら、座るだっただろ。それが決まりやろ。守れ!そういういい加減な姿を低学年に見せるな。最高学年としての姿を見せろ。それは、勝ち負けより大事なものもあるやろ。」
と。

そして、アッという間に最終演技「ジャーニー」。
天気は何とかもって、予定通りの最終に演技することができた。
時間をもらって、高学年の子ども達は、ジャーニーTシャツに着替える。
近隣の若手教師、学生をはじめ、池田先生@京都橘大学、すぅさん@インプロ講師・千葉などの方々が演技を見るために駆けつけて下さった。
余分に用意していたジャーニーTシャツをお配りする。
アッという間になくなり、手渡せない方も・・・・申し訳ありませんでした。

そして、グランドが、晴れやかなオレンジのTシャツで埋め尽くされた。
いよいよ、組体操「Journey」の開演となった。
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by sitoi | 2007-09-30 07:33 | Comments(0)  

9月26日 どうぞお越し下さい

夏休みに入ってすぐに、学年の相棒と組体操の相談を始めたのだから・・・。
早いもので、構想から二ヶ月がたつわけだ。

当たり前だけど、思うようには進まない。
思うように進まないから、きっと周りから見ていると、随分、無駄な時間をかけているように見えるかもしれない。
でも、無駄な時間が大事なのだと言い聞かせている。

この数週間、悩みっぱなしだ。
家に帰っても、組体操のことが頭から離れることはない。
「どうすればいい?」
の繰り返しだ。
夜、子ども達の何がいけなくて、明日、それに対して、どのような言葉で、どのような対応で、それを乗り越えていくのかを考え続ける。

運動会は、今週の土曜日だ。
でも、まだ、組体操は完成していない。
昨日、やっと、音楽の最終編集を終えたところだ。
一つの曲に、雷の音や、救急車の音などを加えてみたり、フェードアウトするように編集したりと、かなり凝ったものになっているのだが、自然な感じになるように心がけたので、普通に聴いていると、凝った編集には聴こえないと思う。

今週になって、「質の向上」に力を注いできた。
何となく動くのではなく、自分の身体を意識して動かすようになってほしいと思う。
ほんの少し意識するだけで、格段に美しい動きになるはずなのだ。

17:00、疲れ切った身体で職員室にいると、Tシャツが届いた。
そう、組体操のために発注したオリジナルTシャツだ。
想像していたよりも、素敵な仕上がりだ。

あと、二日。
もう少し質を上げなくてはならない。
私の思い描いていた子ども達の姿には、まだ到達していない。
明日、子ども達は、大きく変化するはずだ。
仕上がるのは前日の明後日。
そして、明々後日の土曜日の本番で、今までにない組体操を披露する。
9月29日(土)平盛小学校運動会の最終演目が、高学年組体操です。
お時間のある方、どうぞ、お越し下さい。
時間は、かなりずれることもあるので、13:30あたりに来ていただければ、大丈夫だと思います。

夜、いつものように娘をサッカークラブチームに送る。
本屋に立ち寄り、購入しようと思っていた「くたばれ学校」(今村克彦著・アスキー新書)を見つけ、迷わず買う。
喫茶店に入り、読書。
題名からして、またまた攻撃的な本を書かはったなあと思い、心配しながら読み進める。
最後の言葉に、今村氏の本意がある。この言葉だ。

くたばれ学校!
たかが学校、くたばれ学校!
されど学校、愛する学校。

新書ということで、743円という値段の本だ。
是非、御一読下さい。
いろんなことを言う人がいますが、私は今村氏は京都を代表する教師だったと思っています。
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by sitoi | 2007-09-27 00:07 | Comments(2)  

9月22日 第七回・明日の教室

10月13日(土)13:30から、京都橘大学にて、「第七回・明日の教室」を開催します。
今回は、砂連尾理さん@コンテンポラリーダンサーをお迎えしてのダンスワークショップです。
このワークショップを受ければ、今までの自分のダンス指導(たとえば運動会の演技指導)の意味のなさを痛感されるはずです。
是非、御参加下さい。

以下、紹介です。

いじめ、学級崩壊、教育格差、低学力問題。
今、様々な教育に関する問題が山積しています。
このような中で、私たちは、子ども達に、どのような学びを提供していけばいいのでしょうか?
少なくとも、漢字、計算といった学習の繰り返しだけで、いろんな問題が解決するとは思えません。

今回、お招きする講師、砂連尾理(じゃれお おさむ)さんは、プロのコンテンポラリーダンサーです。創造的な表現や新しい価値を生み出すことに生涯を捧げているアーティストです。
アーティストと教育?、アーティストと子ども達?と思われる方も多いでしょう。
アーティストと子ども達が出会うことによって、子ども達に、どのような学びが展開されるのでしょう?
私は、子ども達が、ワークショップという活動を通して、「互いの違いを認め合い、周囲と共生していくことの大切さ」を頭ではなく、身体で理解していくことにあるのだと考えています。

実際、砂連尾さんは、この数年、何度か学校現場に入り、そのような活動を展開されているのです。
アーティストとの授業では、「表現の自由」ということが何よりも尊重されます。活動の中で、子ども達は「開放感、安心感」を感じ取り、受け入れられる喜びを体感します。そして、自分の言った言葉、演じた動きが、必ず次の表現に活かされる経験を通して、表現する楽しさを学ぶことができるのです。

コンテンポラリーダンスでは、日常の様々な動きをダンスにしていきます。ですから、いわゆるヒップホップに代表されるようなリズムに合わせて振りをするといったものとは全く違った感覚のものです。
ダンスはちょっと苦手で・・・と尻込みする必要は全くありません。
是非、この機会に、新たな学びの方向性を学んでみて下さい。

講師紹介
砂連尾理(じゃれおおさむ)
1984年 同志社大学入学と同時にダンスを始める。
1988年 劇団ONE-PROJECTを共同で設立。その殆どの作品に振付・出演を行う。
1989年 石井潤、石井優子にバレエを師事。
1990年~91年、91年~92年、93年~94年、三度にわたり渡米。
1993年~94年 リモン・テクニックをアラン・ダニエルソンに師事する。
1994年~ ダンス・パフォーマンス・ワーク (DPW) (主催…京都市中京・東山青少年
活動センター) の講師を務める。
1995年~ アレクサンダー・テクニックを芳野香に学ぶ。
2002年 3月「第一回TORII AWARD」 大賞受賞。
7月「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002」において、「次代を担う振付家賞」「オーディエンス賞」 を受賞。
2002年 10月~ 京都造形芸術大学 (映像・舞台芸術学科) にて非常勤講師を務める。

*「砂連尾理+寺田みさこ Official Site」 http://www4.airnet.ne.jp/jaremisa/

申し込みは、こちらから!
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by sitoi | 2007-09-23 21:10 | Comments(0)  

9月21日 おめでとう

教員採用試験の結果が、ぼちぼち出始めたようだ。
今週、京都府の教員採用試験の結果も出て、私の周りでも二人の若手講師の方が、合格したという知らせを届けてくれた。
嬉しい。本当によかったです。

今日は、昨年、同じ学年を組んでいた○×先生のお宅にみんなで押し掛けることになっていました。
私と、若手の先生3名です。
同じ学年を組んでいた○×先生は、体調を崩され、今年は、休職されています。
○×先生の体調もかなりよくなったようで、「一緒に焼き肉でも」と声をかけていただき、今日ということになりました。

若手の先生の教員採用試験の合格もあって、同時にお祝いすることにしました。

私は、どちらかというと(いや、かなりです)、人と付き合うのが苦手で、あまり、人と一緒に行動することができません。
人と話すのに、莫大なエネルギーを使うため、避けているのだと思います。
人見知りも激しくて、苦手な人とはほとんど話ができないのです。
○×先生、若手の先生は、そんな私が気を許すことのできる数少ない現場の友です。
まあ、戦友(?)といった感じかな。

とっても楽しい時間を過ごさせていただきました。
気がつくと、22:00過ぎになっており、慌てて、帰宅。
疲れていたのか、たぶん初めての経験ですが、電車の中で眠ってしまい、乗り過ごしてしまいました。

運動会の演技を撮影して、○×先生に見てもらうことになりました。
ぼんやりした頭であれこれ考えながら、眠りにつきました。
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by sitoi | 2007-09-23 08:50 | Comments(0)  

9月20日 母の緊急入院

昨夜、田舎から電話。
母がメニエル病ということで、緊急入院したとのこと。
とりあえず、病院に行かねばということで、今日の午後から、年休をいただく。

午前中、運動会一色。
1時間目は、2時間目の色集会のための、事前リハーサルをクラスで行う。
前回の色集会では、ボロボロの子ども達。
今回が最終の色集会とあって、代表の子ども達は真剣そのものだ。

そして、2時間目の色集会。
グランドで、150名の子ども達を前に、女子のリーダーは、マイクなしで、声を出すことができた。やったなあ・・・と思う。
この壁を越えられたことは大きい。真面目だけど、教室でなかなか声を出せなかった女子が大きな声で、みんなに指示を出すことができた。
この一瞬だけでも、十分に運動会の意義がある。
何百時間という時間を費やしても乗り越えられなかった壁を越えた○×さん。
本当によくがんばったと思う。

3、4時間目は、体育館で、組体操の練習。
まだまだ、空気が緩い。
緩い空気の中では、意味がない。
緊張して張りつめた空気にしていかなければならない。
時間が質を高めるのではない。空気感が質を高めるのだ。
それは、全ての授業に共通している。
空気を操れる教師が、一流なのだ。
緊張感だけではもちろん駄目だ。笑いで一気に気持ちを開放させ、そして、一瞬に今度は引き締める。その技を、まだ、私は会得できていない。
子どもの数が100名だろうが、1000名だろうが、それが教師に求められている力だと思う。

4時間目終了後、子ども達を集める。
「悪い。先生、お母さんが入院したので、病院に行かなくちゃいけなくなった。午後は、○×先生に頼んである。悪いけど、後のことは頼むわ。」

その後、学校を出て、丹後へと向かう。
途中、疲れからか、眠くて眠くて、意識がとんでしまいそうになる。
やばい。途中、パーキングで顔を洗って、安全運転。

15:00、田舎着。
思ったよりも、母は元気そうだった。
親戚を回ったり、実家の片づけをしたり・・・。先に帰っていた姉と一緒にいろいろと動き回る。
夕方、医師から、今後のことを聞く。連休後には退院できるとのことで、ホッと一安心。
帰宅前に、JR天の橋立駅の横にある「文殊の湯」という銭湯に立ち寄り、汗を流す。
小さな風呂ですが、風情があって、お薦めの温泉です。

姉を枚方に送って帰宅すると、23:00前。
疲れたけれど、ホッと一安心の一日だった。
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by sitoi | 2007-09-23 08:37 | Comments(0)  

9月19日 学びと学びの間

理科の学習は、「水溶液の性質」を進めている。
あの酸性、中性、アルカリ性なんてことを学ぶ学習だ。

私は、毎回、この学習では、リトマス紙を子ども達に配る。
「家でもやってごらん」
と。

教科書では、希塩酸だとか、水酸化ナトリウムなんて薬品を使って性質を調べるのが中心だけど、私は、家にあるいろんな水溶液を調べさせるようにしている。
もちろん、薬品を使った実験もやるのだけれど・・・。

例えば、台所には、酢、料理酒、洗剤、水、サラダ油といったすぐ調べられるものの他にも、薄めれば、醤油、ソースといったいろんなものが並んでいる。
こういったものを宿題といった感じで、自由に実験させるようにしている。

「学びと学びの間」に、子ども達の「自主的な学び」が創り出せたら、それは素晴らしい授業になる。そのことを私は、社会科授業の名人・有田和正先生の実践から学んだ。
つまりは、「追究の鬼を育てる」ということだ。
授業が完結型で終わらず、?で終わる。だから、子ども達は、その先を知りたいと思い、追究を始める。結果的に、次の授業の始まりは、いろんな情報を共有するところから始まり、授業は既に一歩進んだところから始まるというわけである。

この授業では、リトマス紙を与えることによって、ほんの少しだけれど、それと同じような状況を創り出すことができるのでは、と考えているのである。

今日は、酸性の性質を調べる実験。
前回、持参した「レモン汁」を使って、10円玉をきれいにするというもの。
授業後、子ども達の中から、
「先生、レモン汁じゃなくても、酸性のものなら、10円玉はきれいになるの?」
との質問が出される。
「ああ、そうだよ。」
と答えると、
「あっ、じゃあ、家に帰って、酢でもやってみよっと。確か、酢も酸性だったもの。」
と、子ども達。
こうやって、学びと学びの間に、自主的な学びを取り入れていくのだ。

今日も、リトマス紙をみんなに一枚ずつ配ってあげた。

二学期になってから、水曜日は、勤務時間終了と共に帰宅。
娘をサッカーのクラブチームに送り迎えをすることになっている。
練習時間は、19:00から21:00となっているのだけれど、30分前に行ってアップ、練習終了後の片づけに30分ということで、実質、18:30~21:30の3時間となる。

この間、私は、近くの喫茶店(レゲエ音楽を流す古びた喫茶店を見つけました)で読書と構想メモを書き留める時間(ノートにいろんなキーワードを書き綴り、自分の研究の方向性を探るというみのです。私の実践は、全て、この構想メモが出発点となっています)にあてることにしました。
そんな水曜日を過ごしています。
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by sitoi | 2007-09-23 08:19 | Comments(0)  

9月18日 子どもの動きをつなげる

連日、運動会の練習に明け暮れている。
放課後も応援団の練習があるので、職員室に戻るのは、16:30過ぎとなる。
しんどいけれど、このしんどさの先にしか、「やったあ!」という思いは待っていない。
だから、頑張れる。

今日の組体操の練習は、男子と女子に分かれての指導。
女子は、「糸」(中島みゆき)という曲を聴き、そこから、感じる動きを出し合う授業。
この曲が、組体操のクライマックスの曲だ。
子ども達の生み出す動きと、10人技で構成する予定だ。

そして、男子は、ブルースブラザーズの曲を聴き、思い思いに感じた振り付け(ダンス)を出し合う授業。これは、組体操のおまけ、サプライズの曲だ。

男女とも、20分間で、創り出し、発表。
荒っぽいが、なかなか面白い動きを創り出してくれた。

で、放課後、学年会。
一応の形が見えてきたので、最終の音楽編集に取り組む。
長すぎる曲は、適当なところで、フェードアウトしていくようにしてしまい、長さが足りない曲は、同じ曲を途中で分からないようにくっつけてしまう。
カセットテープの時代は本当に苦労したのだけれど、コンピュータで編集できるようになってからは、思い通りだ。切ったり、くっつけたりしたのは、たぶん、ほとんど分からない。

さて、音楽がやっと完成。
夏休みになってすぐに取り組み始めたのだから、かれこれ、二ヶ月か・・・。
さて、もうひとふんばりだ。
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by sitoi | 2007-09-19 23:17 | Comments(0)  

9月17日 敬老の日

今日は、午前中、娘を駅まで送った足で、義母・義父のプレゼントを買いにウロウロ。
今日は、敬老の日。
買うモノは決まったものの、色合いに迷い、買わずに帰宅。

昼前に、妻と一緒に再度、買い物。
一緒に選んでもらった後、昼食。
今日は、伏見のおばんざいの店で。
最近、伏見の街並みが気に入っている。
その後、気に入っている喫茶店でのんびり・・・。

夕方から、みんなで、「上方温泉 一休」へ。
昨夜、妻が見つけてくれていた、ちょっと値段の高い銭湯。
我が家からは、車で30~40分といったところ。
夕食を済ませた後、ゆったりと露天風呂。
いい風呂でした。
広い庭に和風の建物。
風呂上がりに、ぼんやり庭を眺めていました。

昔は、畳の部屋より、フローリングの部屋。
庭よりも、観葉植物のある部屋。
和風の家具より、洋風の家具。
全て、洋風のものに憧れていた。
それが、今では、完全に和風のものに惹かれる自分がいる。

ゆったり庭を眺めることのできるこの銭湯、ちょっとお薦めです。
ゆったり過ごした一日でした。
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by sitoi | 2007-09-19 06:18 | Comments(0)