2017年 09月 09日 ( 1 )

 

9月8日 授業をつくる楽しさ

教師になって、35年。
この年になっても教材研究に明け暮れている。

数年前まで、あの岩下修先生と同じ職場で仕事をさせていただけた。
教師になって間もない頃、岩下先生の本を何度も読ませていただいた。
名著「AさせたいならBと言え」(岩下修著・明治図書)です。

その先生の仕事ぶりを間近で見せていただけたのです。
当時、岩下先生は新幹線を使って名古屋から通勤されていました。
新幹線を使えば、名古屋と京都は40分程度なのです。
学校だけでなく、この新幹線往復80分を教材研究の時間に充てられていたのです。
そのびっしり書かれた教材研究ノートも何度も見せていただきました。

あの岩下先生が、未だにこれほどの時間をかけて教材研究をし、授業に臨んでおられるというのは、衝撃でした。
たぶん、何もしなくても授業はできるお方です。
常々、岩下先生は「発見がなければ授業じゃない」と言っておられました。
その言葉通り、ご自身も「糸井さん、すごい発見をしたんです」と言って、教材研究で発見したことを話してくださったりしたことも、良い思い出です。

今、岩下先生は、名古屋の小学校で教鞭をとられていますが、きっと、今でも念入りに教材研究をしながら授業に臨んでいらっしゃるのでしょう。

本校に勤務するようになって、私は社会科の授業に専念できるようになりました。
ですから、45分の授業の準備に平均して、2時間程度の時間を使うようにしています。
公立小学校時代から数えれば、もう何度も授業してきた歴史の授業ですが、毎回、発見があります。

今年も授業は遅れているのですが、今週は、子どもたちにこんな質問をしてみました。
「あなたがフランシスコザビエルだったら、キリスト教を広めるために何をしますか。その理由も書きなさい。」
はい、そうです。
石川一郎先生の著書「2020年からの教師問題」に書かれていた問題です。
この春から、この時代になったとき、この問いに対して、ディスカッションできる子どもたち(そのための授業の積み重ね)を一つの目標としてきました。
面白い授業になりました・・・。

今週は、少しずつ教育誌の原稿を書きました。
私にしては珍しく、締め切り10日前の今日、とりあえず書きあがりました。
月曜日まで寝かして、再読、修正して送る予定です。

今日からは頼まれていた立命館国際平和ミュージアムへの寄稿に取り組みます。
これはなかなか筆が進まないと思いますが・・・。


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by sitoi | 2017-09-09 09:05 | Comments(0)