2004年 09月 26日 ( 1 )

 

9月25日 運動会を終えて・・・

運動会が終わった。

組体操の途中、技が成功して跳び上がって喜ぶ子ども達の姿があった、抱き合って喜ぶ子ども達の姿があった、声をかけあう子ども達の姿があった・・・。
終了後、それらの子ども達の姿に感動したという感想を複数の方からいただいた。
しかし、それらの行動は、今までの「組体操」では、禁止していた行為だ。
静かに、騒がない、余計な行動はしない・・・といった具合に。

今回は、それらの行為をとがめなかった。
いや、どちらかと言えば、子ども達の自然な動き、行為を活かそうと考えた。
例えば、土ほこりを払う動きを、音楽に合わせることでひとつのダンスに・・・・。
足をバタバタする子ども達がいたのを見て、それなら思いっきり動かして、それもダンスにしてまう等々。

そして、一番大きなねらいは「クラス作り」という観点だった。

いつも、教室で顔を合わせ学習に取り組んでいるクラス集団は、本当に何かをみんなで一緒に力を合わせて創り上げたことがあるだろうか。
・・・実は、ないのだと思う。
何かを真剣に一緒に取り組むという活動は、クラス作りに不可欠だとさえ私は思う。

子ども達に、円陣を組んで、みんなで気合いを入れて、息を合わせてがんばろう・・・といった時、なかなか肩を組めなかったクラスもあった。
だけど、運動会間近になると、組体操だけでなく、応援団などでも自分達で円陣を組んで相談したり、気合いを入れたりという場面が見られるようになってきた。

有田先生@社会科の素晴らしい実践家の言葉に「楽しいから笑うんじゃない、笑うから楽しいんだ」という名言がある。
少しニュアンスは違うのだろうけど、今回、円陣を組ませようと思った時、この言葉が頭の中にあった。「仲がいいから円陣を組む」ということもあるだろうが、「円陣を組むことによって仲がよくなるというか、気持ちがひとつになる」ということぱあるのではないか・・・ということだ。

最後の演技場面では、どのクラスも笑顔いっぱいで実に楽しげに踊っていた。
実は、この場面の、この表情が、私がねらっていた全てだと言ってもいい。

砂連尾さん、寺田さん、橋本さん、そして、京都造形芸術大学の学生の皆さん、昨年の運動会の創作ダンス、本当に有り難うございました。
あの「出会い」があったから、今回の組体操を完成させることができたと思っています。
アーティテストによる創作現場を見せていただき、自分も体験できたからこそ、待つ姿勢、引き出す姿勢を取り入れることができたと思ってます。
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by sitoi | 2004-09-26 10:47 | Comments(0)