2004年 09月 16日 ( 1 )

 

9月15日 「授業覚え書き」なるもの

「授業覚え書き」というものを書き始めてから、かれこれ5年くらいたつだろうか。
何か新しいことをしようと思う時には、職員室の先生方にお知らせの意味を込めて、何か伝えたい思いがある時は、お願いの文として・・・。
いろんな思いを込めて、職員室の先生方に配ってきた。
変なヤツ、と映るかもしれないし、紙の無駄と思われるかもしれない・・・いろんな不安は感じながらも、それでもやっぱり書き続けてきた。
誰か1人でもいい、自分の思いを、子ども達の変化を伝えたくて。
それは、遙かかなたの仲間ではなくて、やっぱり、同じ職場で汗を流す仲間であってほしい。

今日は、こんな「覚え書き」を久しぶりに発行しました。

組体操「After the Meeting」のこと

◇ひと夏ぼんやり考え続けた、今年の組体操・・・。
 子ども達の状況を考えると、いきなり、いわゆる組体操指導をしようとも思っても難しいだろうなあ。でも、やっぱり、今年は組体操だよなあ・・・。

 8月後半になって、子ども達と取り組んでみたいことを書き殴っているうちに閃いたのが、「After the Meeting」という言葉でした。(正しい英語かどうか分かんないけど)
 とにかく、昨年、高学年の子ども達に経験してもらった「ダンサーとの創作活動」を活かしたものにしてみたいという思いが私には強くありました。だけど、私には、ダンサーの方のような柔軟なワークショップを続けることはできないだろう。その時、じゃあ、大事になってくるのは何だろう。そう考えた時、子ども達との「相談」という行為かなあというところに、考えが落ち着いたのです。

 そんなこんなで、「After the Meeting」です。つまり、「ミーティングの後」という意味。「ミーティング」という言葉には、「打ち合わせ」という意味と「出会い」(昨年の創作ダンスの題名です)という二つの思いを込めました。

◇練習開始一週目・・・大変でした。ワークショップの形で授業を3回ほどやってみたのですが、さすがに100名相手はきついです。クラス単位でやれば違った感じになるとは思うのですが、時間的なこともあり、やはり高学年全体でやるしかありません。

「音楽に合わせて歩く」→「曲が止まる」→「二人・三人・五人といった言葉にしたがってグループになってみる」→「たとえば二人で背中合わせで立ってみる」という活動をしてみました。グループに入れない子どもが何人もいることに驚きました。

五人組で「ひらもり」という言葉を身体を使って表現してみよう・・・という課題に取り組ませてみました。身体を使うことに抵抗を感じている子どもの多さに驚きました。
 クラス単位で、言葉からイメージした形・動きを作るワークショップもやってみました。たとえば「山」「海」「花火」「台風」「オリンピック」といったものです。ほんの少しだけど、協力して動けるようになってきました。

 また、同じくクラス単位で「見えない縄」というワークショップもやりました。これは長縄があると思って、回す人、跳ぶ人をやってみるというものです。みんなの息が合うとホントに縄があるかのように見えるのですが、やはりチームワークを乱す子どもがいるわけですねえ。なかなかの強者揃いです、はい。

◇一週間終わった時点で、子ども達の動きの中からいくつかを拾い出し、整理して、大まかな流れを作ってみました。
 二週目からは、やはり、組体操の中心となる「二人組の技」「三人組の技」「五人組の技」「10人組の技」といったものを中心に取り組みました。
 しかし、やはり、ここでも「話を聞けない」という子ども達の状態が、指導を限りなく難しいものにしていきました。
 ただ、そんな中でも、少しずつ子ども達に変化は見え始めたように思います。
 クラスによっては、男女で手をつなぐ時、指一本ずつでしか、手をつなごうとしなかった子ども達が、技の全員達成めざして、男女のグループを作り始めました。
 
◇二学期の最初に高学年の先生方に見てもらった、手書きの汚い企画案の組体操の最初のシーンは「高学年全員で円陣を作って気合いを入れる」というものでした。あのバラバラの子ども達が、気持ちを一つにして、男女の関係なく肩と肩を寄せ合って気合いを入れることができるようにする・・・そんな集団を作り上げるというのが、一番の目標です。

 まだ、一度も円陣を組ませたことはありません。まだ、その時期じゃない・・・と思ってます。ひょっとしたら、運動会当日まで、その時期は来ないのかもしれません。いやいや、そんなことはないはず。
 当日は、気合いの入った円陣を作ってくれることでしょう。

◇今夜、やっと、組体操の曲選びを全て終えました。
 結局、7曲を使うことに・・・。フィンガーファイブの「学園天国」なんてのも使います。
 今週中に、編集を終える予定です。
 学校のコンピュータに「ビデオ編集ソフト」を入れました。夏休みに自主参加した研究会で、無料でいただきました。これが、なかなかの優れモノで、「音楽編集」が、かなり細かくできるのです。たとえば、今回使用する「ジンギスカン」の曲は、3分あったものの「真ん中部分を切り取って」1分程度にしてしまいました。デジタル処理なので音の劣化はほとんどなく、どこでつないだのかもほとんど分かりません。
 フェードイン、フェードアウトもできるので、まさに運動会の曲編集にはもってこいです。どうぞ、ご活用を!

 以上、高学年の運動会に向けての苦しい現状報告でした。
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by sitoi | 2004-09-16 20:43 | Comments(0)