2009年 09月 29日
9月28日 発想の転換で乗り切る
学年競技は、ムカデ競争。
班をチームとし、昼休みを使って、練習を繰り返してきた。
が、しかし、先週の金曜日のこと。
学年で、試合をしたところ、ダントツの最下位だったのだ。
試合後、子ども達との会話。
「どうする?このままじゃやばいぞ!」
「・・・・どうしよう」
で、この休日に考えた。
練習時間を、どう確保しよう?
すでに、昼休みを潰しているのである。
後は、中間休みも潰すか、それとも、授業時間を潰すか・・・。
しばらく考えるうちに、妙案が・・・。
いわゆる発想の転換である。
今朝、子ども達に、提案。
「あのねえ、金曜日のムカデ競争、ひどかったじゃない。でね、練習しなくちゃいけないじゃない。だけど、昼休み潰してやってるのに、これ以上、どうしようと考えてみたの。結論から言うと、授業時間を使って練習します。その代わり、昼休みは、勉強します。授業時間なら、他のクラスと練習が重ならないから、ムカデの用具を全て使うことができます。グランドで遊んでいる人もいないから、集中して練習できます。でも、授業時間を毎日使うわけだから、勉強が遅れます。遅れないように、昼休みは、教室で授業します。どうですか?」
子ども達も、「それがいい」ということで、満場一致で可決。
早速、今日は、1時間目の30分間を使って、練習。
予想通り、グランドで遊んでいる子ども達もいないので、集中して練習に取り組めた。
そして、昼休み。
25分間を、学習時間に充てる。
班毎の、「お店見学の発表」のたるの原稿作成の時間。
相談しながら書いていくので、廊下の騒がしさも、そんなに気にならない。
発想の転換で乗り切ろう。
しかし、大事なことを忘れてはならない。
結果を褒めるのではなく、プロセスを褒めるのだということ。
当日、ムカデ競争で、何位になろうが、そのことで一喜一憂する必要はない。
練習の時間を確保し、子ども達が当日まで、どのような動きをするか、が大事なのだ。