2009年 04月 17日
4月17日 シークレットフレンド
このゲームは、元相棒から教わったもの。
やり方は、いたって簡単(といっても、正式には違うのかもしれないけれど・・・)
子ども達に、小さな紙を一枚ずつ配る。
その紙に自分の名前を書かせます。
紙を折って、名前が見えないようにして、回収。
そして、回収した用紙を子ども達に一枚ずつ取らせます。
全員に紙がわたったら、他の人には見えないように、そっと名前を確認します。
シークレットフレンド=秘密の友達
「今日は、その人がシークレットフレンドです。今日一日、その人をそっと見守って下さい。そして、その人が困っていたら助けてあげてください。ただし、ばれたら駄目ですよ、シークレットですから・・・。そして、その人を一日観察して、その人のいいところ、がんばったところを見つけてください。6時間目に発表してもらいますから・・・。」
子ども達、「えーっ!」と言いながらも、顔はにやけている。シークレットという言葉が、何ともいい響き・・・。
そして、6時間目。
子ども達に、紙を渡して、それにシークレットフレンドに向けて、手紙を書いてもらう。
書き出しは、こうだ。
「○○さんへ。今日、わたしが、シークレットフレンドでした。」
書いた後、一人一人、みんなの前で読んでいった。
いくつか紹介する。
「今日、わたしがシークレットフレンドでした。今日、○○くんが、がんばっていたことは、お昼休みにやっていたおにごっこがすごいと思いました。理由は、走りがはやくて、すごいなあと思いました。つかまってしまったけど、走りがはやくて、びっくりでした。べんきょうも、とってもがんばってましたね。」
「今日、わたしがシークレットフレンドでした。今日、○○くんがよかった、がんばったことは、そうじで、ろう下ですべっても、がんばってそうじをしていたことです。すごいと思いました。」
「今日、わたしがシークレットフレンドでした。今日、わたしがよかったと思うところは、テストを教えているところがよかったなと思います。だれにも、他の人とちがうような教え方をしていたので、これからも、がんばって下さい。」
子ども達、実に嬉しそうに聞いていました。
授業が終わると、何人かの子が、
「なあ、先生。月曜日もシークレットフレンドやろうよ。」
と言いにきましたから・・・。
褒め合うことの良さを感じられたら・・・全てが変わるはずです。
そうそう、昨日から、わがクラスも、「掃除プロ制」を開始しました。
いやあ、子ども達のやる気はすごいものがあります。
「先生、時間が足りないので、休み時間から始めてもいい?」
って言い出しましたからねえ。
放課後は、文教大学の森先生と松田先生が来校。
今年度の小大連携プロジェクトについて話し合う。
森先生の方から、かなり具体的なプロジェクト案が提案され、基本線は、それでいくことに決定。
えっと、まだ、ここには書けないが、かなり大がかりなプロジェクトになりそうです。
そして、宇治市に提案、という着地点になりそうな気配。
3年生で、こんなプロジェクトを経験したら、子ども達、この先、どこまでできるやら・・・。
まずは、楽しみ、楽しみ。