2009年 01月 31日
1月29日 教育実習・・・
人徳がないというのも要因なのだろうが、高学年ばかり担当していることも影響している。
ちなみに、一度の実習生は、久しぶりに4年生を担任した時だった。
実習生のことを考えたり、担当教師の負担を考えた場合、どうしても、教育実習生は、中学年あたりで受け入れるというのが、私の勤務してきた学校でのスタンスであった。
たった一度の教育実習生だったが、彼女はとても優秀で、楽しい日々を過ごさせていただいた。
こうして、若手教師や学生のための研究会などを開催していると、教育実習の重要性を以前よりも強く感じるようになってきていた。
そんなことを感じていた矢先、「教育実習生を担当していただけないか」という話が舞い込んできた。
学校長に確認すると、また、大丈夫だろうとのこと。
今の話ではない。来年度、しかも、秋の話だ。
この前、その実習生の子と偶然、会った。
「よろしくお願いします。」
「はい、分かりました。で、どうする?厳しいのがいい?厳しくない方がいい?」
「厳しい方がいいです。厳しくして下さい。」
「分かりました。では、全力で教えたいと思います。」
「はい、よろしくお願いします。」
こんなやりとりをした。
たぶん、私の言動をリアルタイムで理解できる教師は少ない。
裏側を全て話をしないと半分も理解できないと思う。
現場での私の評価は、変なやつ・・・なのかもしれない。
つまり、子どもへの一言の裏側に、「あの子はこうで、ああなって、だから、こうなると思うから、この一言があった」ということである。
厳しくしないのなら、何もそんなことは教えない。
教えるというのは、そういう一言が言えるようになってほしい、なるべきだというスタンスで、実習生に伝えていくということだ。
授業も大事だが、子どもへの接し方を学んでほしい。
厳しく指導してみたいと思う。
彼女がどこまで伸びるか・・・楽しみだ。