2008年 11月 14日
11月13日 子どもに委ねる
月曜日の朝、教務の先生に、
「金曜日は、ありがとうございました」
と、まずは御礼を。
というのも、金曜日は、一日、自習だったのだ。
1時間は家庭科が入ったのだが、それ以外は、子ども達だけでの自習となった。
で、教務の先生が開口一番、
「いやあ、びっくりしたわ。教室に入ったら、子ども達が立ち歩いたり、机を合わせたりしているから、で、算数の時間やろって言ったら、子ども達が、だって動いていいんやもんって、言うから・・・。」
「あっ、はい。うちのクラスは算数の授業で立ち歩きOKなんです。」
「ねえ、それでしばらく見ていたら、確かに相談しながら勉強しているし・・・面白いですね。」
「はい、まあ、何とか・・・」
と、こんなやりとりだ。
今、少しずつ、子ども達に委ねる時間を増やしていっている。
任したぞ・・・という部分だ。
で、今日。
放課後、教室で、コンピュータに音楽を打ち込んでいると、子ども達が、
「へえ、またやってるんだ」
なんて、コンピュータを覗き込みながら、「さよなら」と言って、帰っていく。
そんな中、男子が二人、みんなの机を揃え始めたのだ。
今日は、6時間目がクラブだったため、終わった子どもから帰っていく。
そのため、少し机の位置が乱れているものがあったのだ。
何も言わず、机を整理し、「さよなら」と言って帰っていった。
何か、とても嬉しかった。
こういう場面が増えることを願いつつ、一年の後半戦を過ごしていきたい。