2008年 10月 04日
10月3日 子ども達同士の関係をつくる
ということで、空き時間だった4時間目は、そのクラスに入ることに。
任されていた内容を終え、15分ほど時間が余ったので、ゲームをすることに。
今月号の「授業づくりネットワーク」に紹介した「漢字しりとり」だ。
このゲームは、表向きは、「漢字に興味を持たせる」だが、実は、裏の意図がある。
それは、クラスの子ども達の横の関係をつくるということだ。
詳しくは、本を見ていただくとして、チャイムが鳴った瞬間、達成できず・・・。
「先生、もう一回やろう!」
「うーん・・・」
「やろうよ」
の声が方々から聞こえてきたが、
「また、6時間目に来るから。チャイムで始まり、チャイムで終わろう」
と言い、その時間を終えた。
6時間目。
我がクラスの子ども達には、課題を与え、再び、代行で、そのクラスに入る。
後半、時間を余らせ、再び、ゲームに取り組む。
昼休みに、そのクラスを覗くと、何人かの子ども達は、漢字しりとりのゲームに取り組んでいたほどで、意欲満点である。
で、やってみるも、達成できず。
「もう一回、もう一回やろうよ」
の声。
私は、少し声の調子を変えて、こう言った。
「無理だ。今の君達じゃあ、何回やってもできない」
「えっ、何で?1組(私のクラス)はできるの?」
「できる。1組はできる!」
「何で、1組の方がかしこいの?」
「いや、かしこさなんて変わらない」
「・・・・」
「何でか、分からないのか」
「・・・・チームワーク?」
誰かが、ボソッと言った。
「そうだ、チームワークだ。」
この後、少しチームワークの話をした。
そして、こう言った。
「今度、1組と対抗戦やろうか。チームワーク、分かったもんな。今度はいい勝負かもな。」
10月18日、関西青年塾のお招きで、「子ども達同士の横の関係を築く」と題して、ワークショップをさせていただくことになった。
私なんかで人が集まるかなあと心配していたのだが、一緒にやるのが、人気絶大の赤坂真二先生ということもあって、予想以上の人が集まって下さるようで、会場も大きなところに変更になったようです。
私は、赤坂先生の前座のつもりで、子ども達同士の横のつながりをつくるってどういうことなのかを実感してもらえるようなワークを実施するつもりです。
今、こういった感覚で子ども達に向かい合うことがとっても大事だと思っているのです。
よろしければ、是非、御参加下さいね。
会場が変更になったので、まだ、参加申し込みは大丈夫なはずです。
来週の火曜日は、遠足。
放課後、何やかんやと打ち合わせしていると、アッという間に、19:00前。
急いで帰ろうとしていると、妻から電話。
「自宅近くの仏蘭西料理の店が何周年記念か何かで安くてディナーが食べられるみたい。今、どこ?」
とのこと。
帰宅しようとしているところだと伝え、その店に急ぐ。
で、今日は、娘は義母と夕食を共にしているので、妻と二人でゆったり夕食。
帰宅してから、久しぶりにワインを飲みながら、コンピュータ。
さて、明日は、「明日の教室」だ。