2007年 07月 30日
7月29日 昔を思い出し、未来を思う
この間、庭の掃除をしていなかったので、草が生え、落ち葉が重なり・・・・。
小一時間、汗を流す。
その後、妻の車の掃除。で、一人、スーパー銭湯へと向かう。
と、ゆったり午前中を過ごす。
午後は、明後日からアメリカに向かう娘に貸すデジタルカメラ用の大容量のSDカードを買いに電機屋へ。・・・無事、購入。しかし、SDカードの値段、安くなりましたねえ。
夕方から、スーツを着込んで、京都の東急ホテルへ向かう。
今年、退職されたY先生を囲む会。
電車の中では、ひたすら読書、「オロロ畑でつかまえて」(荻原浩著・集英社文庫)。
退職された先生の囲む会は、堅苦しくて、うーん・・・って感じなのだけれど、今回は全く違った。本当にこじんまりとした部屋で、まさしく囲む会。
Y先生の希望で、本当に少ない人数で・・・となったらしい。
Y先生と同じ学年を組ませていただいたのは、もう20年も前のこと。
その時の学年の教師、4名が全員揃った。
「みんなで、子ども達が汚した壁を掃除に行ったよねえ」
「○×君がさあ・・・」
「あの時、糸井さんが・・・」
・・・思い出話は尽きることなく、楽しいひとときを過ごした。
私は、Y先生に、
「二学期、授業を見に来て下さい」
とお願いをして別れた。
あれから、20年。ほんの半歩でも授業が上手くなりたい、子ども達を見る目を高めたい・・・それだけを考えて、過ごしてきた。
「ほんとに糸井はアブノーマルやからなあ」
と笑いつつ、私がやりたいようにさせて下さったY先生。
きっと、もっと普通にやれよ、こうすればいいやん、と思われることも多々あっただろう。
それを押し殺して、私の思うようにさせていただいた。
今の私があるのは、Y先生のおかげだと思っている。
20年・・・今もアブノーマルなのかもしれない。
でも、小さくまとまるなんてつまらない。
今の私の授業を、今も変わることなく自分を貫いているつもりの私の授業をY先生に見てもらうつもりだ。