2007年 03月 18日
3月16日 卒業式前日
会場準備などを今日済ませて、土日を挟んで、月曜日が卒業式。
こんな日程は、教師になって初めてだ。
何か不自然・・・。
5年生だけが給食アリ。
午後、体育館や6年生教室の掃除&飾り付け。
開始前、全員を体育館に集合させ、次のように言った。
「今、13:20です。はい、ストップウォッチを押しました。準備時間は1時間が予定されています。つまり、毎年、1時間程度で5年生は準備を終えているのです。これ以上の時間がかかったら、ちょっとみんなの力が足りないということです。1時間以内で終わったら・・・これは、すごいことです。・・・みんなの力が試される時です。終了は、14:20です。あっ、こんな話をしている間に1分経過してしまいました。あと、59分です。では、各分担場所へ移動して、がんばりましょう!1時間後に、もう一度、この場所に集合です。では、よーい、ドン」
子ども達、かなり頑張ってくれました。
ただし、体育館の準備をしていた男子は一度、集合させました。
それは、T君がふざけていたからです。私は、かなり厳しく叱りました。
「T君、みんなに謝りなさい。いいかい、20個の椅子を20人で運ぶなら、一人一個、一回で終わる。でも、一人でやろうとすれば20回かかるんだ。君がふざけていたせいで、仕事は確実に遅れている。そして、君のふざけを見て、ふざけ始めようとしていた人が何人もいるんだぞ。一生懸命仕事をしていた人がかわいそうだ。謝りなさい!」
T君が、みんなに謝り、再スタート。
みんなでがんばろうと話をしても、こういう子は必ず出てくる。
そういった場合、その子が言い訳できない状態を見据えて、私はこういった指導を行う。
私に謝るのではない、みんなに謝らせる。
一生懸命やっていた子に謝らせる。
その後、子ども達の動きは、また活気をおびたものになっきた。
体育館の準備に取り組んでいた男子は、予想以上に早く終わったのだが、女子はかなり丁寧な作業をしてくれたようだ。
結局、終了したのは、開始から67分後の、14:27だった。
ストップウォッチを使用したのは、もちろん、意味がある。
今日だけのことではないのだ。今日は、初めての準備だ。
今度、子ども達は、片づけや、入学式で、同じようなことに取り組む。
この67分をどれだけ縮めていけるかという目標を常に持たせるためだ。
こんな準備の活動にこそ、こんな目標設定も必要なのだ・・・と思う。
放課後、今日も、成績表と指導要録。それに、明日の千葉大学の報告会プレゼンに取り組む。
それぞれ、何とかなった感じだ。
指導要録の面倒な部分は終了。成績表も、何とかなりそうなところまで仕上がった。
明日の報告会の資料も何とか形に。
帰宅後は、ぼんやりといろいろ考え事をしている間に時間が過ぎていった感じ・・・。