2006年 08月 12日
8月12日 感謝、感謝です
Mさん@長野からだった。
封を開けて、驚いた。
出てきたのは、秋吉敏子さん(ジャズピアニスト)の完全限定版(500枚)CDだった。
しかも、サイン入りだ。
渡米50周年を記念して、コンサート会場のみで販売されているとのこと。
長野県で、秋吉さんのコンサートがあり、聴きに行かれたMさんが、私のことを思い出し、わざわざ私の分まで購入して下さり、送っていただいたとのこと。
もう、感謝、感謝・・・・だ。
Mさんとも、不思議なご縁で、京都に勉強に来られていた時、授業を観に来ていただいたり、いろいろお話をしたりと、交流させていただいた仲。
それ以来、ことあるごとに、気にとめて頂いている。
そんなわけで、今日は、朝からジャズを聴いている。
聴いているうちに、ジャズを聴いているのではなくて、秋吉さんの人生を聴いているのだと悟る。
CDと一緒に同封されていたコンサートのチラシには、以下のような秋吉さんの言葉が掲載されていた。
「生きている限りジャズ音楽家として進歩していくのが、私の生きている理由であり仕事だと思っている」
「ジャズ音楽家として演奏していくのが」ではなくて「ジャズ音楽家として進歩していくのが」とある。凄い言葉だ。そして、それを見事なまでに、有言実行されているのが、秋吉さんだ。
だから、もう、そこから聴こえてくるのは、たんなるジャズではない・・・そう思えてくるのだ。
Mさん、有り難う。
疲れたなんていってる場合じゃないですよね。
数年前、秋吉さんが、私に言ってくれた言葉、
「糸井さん、あなたの教育は間違ってはいない。頑張りなさい。」
この言葉を思い出すだけで、私は一生頑張り続けることができる。いや、頑張らねばならない。