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学校から新しい風を!

4月10日 「読み・書き・計算タイム」開始!

いよいよ、今日から授業開始。
全校体制では、来週から開始する「読み・書き・計算タイム」を我がクラスでは、初日からスタートすることにした。
何か、課題が生じるようなら、全校で始める前に、先生方に伝えておきたいから。
まっ、それよりも、このモジュール授業が、子ども達の学習のリズムを整えるのに効果的だと感じているので、とにかくやりたかったから・・・だ。

まずは、読み(音読)。今週の課題として用意したのは、「早口ことば」(藤田圭雄)を取り上げることにした。早口に挑戦することで自然に口がしっかり開き、声が出るのではと思ったので。  
こんな詩だ。

早口ことばを 知ってるかい
親指しっかり にぎりしめ
くちびる十分 しめらせて
頭をひやして しゃべるんだ
  なま麦 なま米 なま卵
  なま麦 なま米 なま卵

以下、省略・・・・。
私の後について読む。手拍子に合わせて読む。男女で交互に読む。クラスの左右で交互に読む・・・等々、バリエーションを変え、何度も読む。予定通り楽しく15分で終了。

次は、書き(漢字練習)。
指導の基本として、15分で、新出漢字一つと、それに関わる熟語と単文を書き上げるという点を学年で統一していた。
こんな感じで指導してみた。
「今日の漢字は『現』です。ゲン、あらわす、あらわれる・・・と読みます。では、漢字辞典で引いてみたいと思います。漢字辞典の引き方を覚えてますか?3つの引き方がありましたね。(部首索引、音訓索引、総画索引があったことを確認する。)では、引いてみましょう!」

子ども達に、漢字の成り立ちを確認させる。
『現』は、こう書かれていた。
「王(玉)と見(みえる)を合わせた字。玉をよくみがくと美しさが見えてくることから『あらわれる』の意味を表す」
へえーっ、と、みんなで確認した後、書き順指導。黒板に書いてみせて、その後、みんなで空書き(手を前に出し、一斉に1,2と大きく指で書いてみる)、そして、ドリルを活用してなぞり書き。
それが終わると、ノートに書いていく。
私が黒板に、ピッタリ10行の練習ができるように『現』に関わる練習ができるように書いていく。
子ども達が写している途中に15分が終了。残りは、給食時間の隙間の時間などを活用して終えておくように指示。

さて、最後は「計算」。
学年で、何をやるかは事前に確認。まず、今月は「二位数÷一位数」を繰り返すことに決定していた。これは、以前、このブログでも紹介したと思うのだが、パソコンソフトで、クリックするたびに数字が変わるものがあるので、すぐにプリントを作ることが可能。
A4用紙の両面に問題を印刷したものを用意した。片面の問題数は12問。下欄には、答えが印刷してある。
片面を4分で取り組む。途中でも終了。
その後、となりの人と交換。となり同士で○つけを行う。○つけが終わったら、「はげましの一言」を書き加えて、となりの子に返してあげる。また、どこでまちがえていたのかを指摘してあげる。これが4分。
裏面に取り組む。また、4分。早過ぎも駄目だと告げる。4分でできれば十分。早すぎる人は、その分、余裕を持って、丁寧に仕上げようと告げる。
もう一度、となり同士で交換。同じように評価してあげて、終了・・・・。少し、時間が厳しい。テスト時間は慣れてくれば3分程度だろう・・・と思うが、今は、これでよし。

頭の中で考えていた通りの45分が過ぎていった。
どんどん改良していくだろうが、とりあえず、しばらくは、このパターンだ。
これを一年間続ける・・・・力がつかないわけがない・・・と思う。

とりあえず、今日の授業報告は、これくらいで。

放課後は、重点教育会議。
今年から、重点教育が一本化。私は重点部長。ちょっと腹を据えてかからないと・・・。
なかなか大変だ・・・。
by sitoi | 2006-04-15 10:28 | Comments(0)

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