今日は、帰国日の関係で、4家族が2つに分かれて行動することになりました。
早速、英語のレッスンを開始する家族と、離島ボランティアに参加するグループです。
実は、妻はこの春にも別のご家族を連れてフィリピンに来ていました。その時に離島ボランティアを体験して、とてもよかったということで、今回も取り入れたオプショナルツアーです。
で、今回は、私が離島ボランティアに参加し、妻は英語のレッスンの様子を見守ることになりました。
9:00にホテルを出発し、10分ほどで港に着きました。
そこで、離島ボランティアを企画されている三浦さんと合流し、スタートです。まず、乗船後、三浦さんの口から、この離島ボランティアの趣旨をお聞きしました。
「フィリピンの周りには多くの小さな島があります。その島々にも現代の製品が入るようになってきました。そこで起こっている問題の一つがゴミ問題なのです。現地の人にとってはゴミは捨てていいものなのです。自然のものは捨てても自然に還ります。だから、捨てることは何の問題もありませんでした。しかし、ビニール袋、ペットボトル、空きカンといったものは捨てると、そのまま残ってしまいます。決して、自然に還ることはありません。みなさんが、ゴミを拾う姿を見せることによって、島の子どもたちもその真似をするようになってくれると思うんです。どうぞ一日よろしくお願いします。」
なんだかよく分からないまま、船に1時間ほど乗っていました。
海はそれはそれはきれいで、ただ海を見ているだけで幸せな気分になりました。
島に着くと、三浦さんの言っていたことがよくわかりました。
美しい海に囲まれた島の海岸はビニール袋であふれていました。
早速、一人一枚ビニール袋をもらい、ビニール袋を拾っていきます。珍しそうに近寄ってきた小さな子どもたちが、それを真似て袋にゴミを入れてくれます。途中、島の小学校に立ち寄り、授業の様子を見学させてもらうことができました。十分な壁もなく、扇風機さえない教室で、笑顔で勉強する子どもたちに出会うことができました。
今、三浦さんのの主宰されている団体は島に焼却炉をつくる計画を進めているそうです。自分にできることってないのかなあ、と考えさせられる半日でした。
お昼は、船上で海の幸をいただきました。
アワビにサザエ(に似た貝)にシャコ、蟹、雲丹、あとはご飯とデザートのマンゴーとバナナ。どれもが、極上の味。しかも、たっぷりと食べ放題。
食べた後は、船を移動させて、シュノーケリングをしながらのんびり。私も波に揺られながら、のんびり海を漂いました。
港に戻ってくると、16:00を回っていました。
一日よく学び、よく遊びました。
この離島ボランティアの参加費は、2500ペソ。一部は、離島を救う活動費に回されるそうです。とてもいいツアーだと思いました。
今日も、夜はのんびりと妻と、その日一日の交流をしながら、のんびり過ごしました。一日がゆったりと流れて行きます。