2005年 06月 01日
5月31日 構想「平盛デジタルマップ作り」
「足で稼ぐ社会科」が好きだ・・・それは、コンピュータなどを取り入れた授業をするようになった今も変わらない。
コンピュータは、あくまでも道具の一つにすぎない。自分の足で稼ぐ社会科が、中学年では何よりも大切だろう。
足で稼いだ情報をコンピュータに取り込んでいく。その中で、様々な技術も学んでいける・・・そんな授業を一学期中に一つ実践し、二学期につなげていきたい。
「人に優しい町作り」は、今やいろんな教科の中で出てきている。昨年、担任した6年生の社会科でも出てきたし、道徳の教科書でもバリアフリーという言葉と共に出てきている。
まずは、自分達の住む団地を見直させてみたい。
そして、自分達が知った情報をそれだけで終わらすのではなく、「発信」していくような授業を組んでみたい。
今日は、子ども達と、団地の再確認の授業を行った。
「○×棟にはスロープがある。」
「えっ、○△棟には、スロープはないよ。」
「○○棟を出たところにはミラーがあるよ。」
いろいろな情報が、子どもたちから出された。
授業後、「先生、今日、帰ってから、自転車で回ってみるわ。」
この言葉を待っていた。・・・そう、これが、私の求める社会科の授業だ。
「子どもたちが動き出す社会科授業」・・・・本当に楽しい授業は、授業後も続いていく。
帰宅後、「ぼうさいマップコンクール」がウェブ上に紹介されていたことを思い出す。
どうせやるなら、コンクールに出品するというゴールを子どもたちに意識させれば、更にやる気は高まるだろう。
〆切は、まだまだ先で十分間に合うことを確認。しかも、参加申し込みすると、使い切りカメラやマジック、模造紙にいたるまで、さまざまな道具が全て無料でいただけることも分かった。
早速、申し込み用紙に必要事項を書き入れる。
さて、明日、学校長に話をして、許可が得られたら、すぐに実行だ!
現在は育児休暇中ですが、9月から学校に復帰する予定です。
糸井先生の日々の取り組みはとても興味深くて、復帰後の参考にしようと勉強させていただいています。
不思議なことですが、先生の文面からクラスのこどもたちのわくわくした様子がよく伝わります。
お忙しいでしょうが、お体大事に頑張ってください。応援しています。