2012年 11月 03日
10月30日 読書の秋
昨日は、読書について話をしました。
幼い頃、祖父の部屋に置かれている本の多さに驚いたこと。
部屋中が本で埋め尽くされたような部屋でした。
幼い私は、本で埋め尽くされた部屋に憧れたものでした。
私が読書を趣味とするようになったのは、祖父の影響のような気がしています。
昨日は、子ども達に1枚の写真を見せました。
その写真には、一人の男性が大きく写し出されています。
「この人、誰だか分りますか?」
さすがに、知っている子が何人もいました。
「エジソンだと思います」
「すごい、よく知っていますね。そう、トーマス・アルバ・エジソンです。先生は本を読むのが好きなんですが、ちょうど5年生の頃に読んだ本の中で一番心に残っているのが、このエジソンの伝記です。今でも、本の題名を覚えています。メンロパークの魔術師という本です。本当に面白かった。ワクワクしながら読んだものです。」
「でね、大人になってから、読み返してみたんですよ。するとね、これがちっとも面白くない。改めて思ったんですけどね、やっぱりその時期に読まないといけない本ってあるんですよね。みんなの年齢で読んでこそ価値のある本。読書の秋です。是非、今、出会う必要のある本と出会って下さい。」
「ちなみに、今、先生が読んでいる本はこれです」
カバーを取って、見せる。
「ツナグ」という本のカバーを見て、
「ああ、知ってる」
という子ども達がいた。
「そう、今、映画でやってるよね。でも、この内容はみんなには少し早いかなって思います。分かるだろうけど、中学生なら更に深いことが分るだろう、そんな風に思います。いい本とたくさん出会って下さい。これで、先生の話を終わります。」