2012年 09月 08日
9月7日 ありがとうございます、忘れかけていました
坪田耕三先生(青山学院大学)にお越しいただき、授業を見ていただき、講評をいただく。
授業は2本。
若手の先生方が率先して行った。
共に、念入りな教材研究のもとに用意周到に素材が集められていた。
まずは、指導案を拝見した段階で、その熱意に頭が下がる思いであった。
で、坪田先生が授業を見ておられる同じ空間で私も授業を拝見する。
そして、事後、自分の学びを発言させていただき、同時に坪田先生の講評をお聞きする。
自分の目に映ったものと、坪田先生の目に映ったものの違いを知り、愕然とする。
この違いが、力量の差なのだと思う。
それを知ることができる・・・何と幸せなことか。
坪田先生は、講評のたびに、さり気なく一冊の本を我々に紹介して下さる。
今日も、「絶版だとは思いますが・・・」と前置きして、興味深い本を紹介下さった。
私は、読んでいない本だった。
この違いが力量の差なのだと思う。
ちなみに、今日の事後の検討の教科は、理科であった。
算数の大家、坪田先生による理科の授業への好評だ。
お願いして実現した。
坪田先生の算数の授業を他教科に当てはめると、どう見えるのか、どうなるのか、それを確認したかった。
さすが、であった。
是非とも社会科に活かしていきたいと思う。
講評の最後の言葉。
「この部屋の後ろに飾ってある額が気になるんですよねえ。有田先生の書かれた言葉ですよねえ。追及の鬼を育てる・・・ですか。まずは、教師がそうならないとね(笑)。」
ありがとうございます。
忘れていないつもりですが・・・忘れかけていたのだと思います。