2012年 08月 28日
8月28日 9月の「明日の教室本校」の意味するもの
近く、こくちーずに掲載されるはずだ。
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9月の明日の教室京都校は、授業を考えてみたいと思います。
担当講師は、糸井と池田です。
糸井の方からは、教材研究について。池田の方からは、発問についてです。
若い教師は、学級を安定させること、作ることに力を注ぎ乍ら新卒からの数年を過ごして行くことが大事だと思います。学級を安定させることは子どもの居場所を作り、学習の土台を作るからです。これは多くの書籍が示しているように計画的に行うことで若い教師でもかなり可能になってきました。
一方、授業です。
授業ができるようになるには時間がかかります。一年目から
「授業が大事です。なんとかしなさい」
「教材研究が足りない。教材研究を充実させなさい」
「発問がダメ」
のように言われるのですが、これが分からない。
分からないけど、そのままにして指導書を頼りに流すような授業をしているだけでは、授業をする力量は育たないし、そもそもそんな授業をしていることに面白みがあるわけがない。そんな授業では子どもたちは面白くないし、力を付けることは出来ない。
9月の明日の教室では、そんな観点から授業を考えてみたいと思います。
みなさん、お待ちしております。
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授業、授業といっても、最初から素晴らしい授業ができるわけがない。
その通りだと思います。
研究授業のために莫大な時間を費やすのに大きな意味はない。
その通りだと思います。
だけど、授業が大事なことは当たり前のことだし、そのことを避けて通ることはできない。
授業している教師も、
授業をうけている子ども達も、
楽しくて、力がつく授業。
そんな授業をやってみたいじゃないですか。
ずっと、ずっと、そんな授業を追い求めてきました。
私も、池田さんも。
だから、そんな思いを、いや、どうすべきかを伝えたいなあと思うのです。
9月の「明日の教室京都本校」は、そんな話を二人でしたいなって思っているのです。