2011年 12月 27日
12月27日 白熱教室を生み出す対話の授業
1月の講演内容の依頼だ。
ここ数カ月、どういった依頼をするのが良いのか迷っていたのだが、ここにきてすっきりした。
というのも、2つの出来事があったからだ。
1つ目は、「関西授業づくり部会」でのこと。
この部会で、読売新聞の記者さんと千葉大学の学生さんの2人が、模擬授業をして下さった。
千葉大学の学生さんは、まだ3回生とのことだったが、とてもうまかった。
間の取り方、資料の提示の仕方、机間巡視の仕方等々だ。
この授業は、しっかりした台本(指導案ではなくもっと詳しいもの)があるから自信があるとのことだった。
私は、この時、こう思った。
教師は、年間、1000時間もの授業を行う。が、1年たっても授業はうまくならない。
場数を踏むよりも、1つの授業について徹底して学ぶ方が力がつくのか?
模擬授業というのは、凄いなあ、と。
しかし、模擬授業をやればいいというのではないだろう。
しっかりと練られた授業を追試という形で行うのがよいだろう。
2つ目は、本校で、5年生児童を対象に授業をして下さった坪田耕三先生である。
名人芸ともいうべき授業から、たくさんのことを学ばせていただいた。
授業内容もさることならが、細かな指導のテクニックがいたるところに散りばめられていたのである。
・・・・・・・・・・・・・・なので、菊池先生には、模擬授業をお願いしようと!
名人の授業から、若手は多くのことを学ぶだろう。
そして、DVDにすることで、繰り返し見ることができ、菊池先生の言葉かけのタイミング、言葉の抑揚など活字では伝わらない部分まで伝えたいと思った。
ここまで考えた時、依頼内容をスラスラと書き出すことができた。
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演題は、「白熱教室を生み出す対話の授業~菊池先生の模擬授業から学ぶ~」です。
模擬授業は以下の3本。
1.コミュニケーションを大切にした学活で取り組めるゲーム
2.対話を大切にした国語の授業(詩教材)
3.対話を大切にした算数の授業
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菊池先生からは、「了解」の返事をいただいた。
この3本の模擬授業を若手教師は分析し、追試し、・・・・・そこから、自分の授業を創り出してほしい!
1月28日(土)、「明日の教室」は、授業づくりに悩んでいる教師にとって必見になると思います。