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学校から新しい風を!

11月15日 二つのクラスを行き来する

朝、隣のクラスの先生から体調不良の連絡あり。
どうやら、今週一週間休まれるようだ。

予定では、午後から、京都府社会科研究会の支部長会議の出張が入っていたのだが、取り止めることに。連絡を取り、理由を言い、許していただく。この会議は、京都府の社会科研究の動向を知ることもでき、楽しみにしているものなのだが、どうにも致し方ない。

朝一番、隣のクラスの朝の会に入り、そのことを子ども達に告げる。
不覚にも、話しながら、涙してしまう。

とにかく、この一週間は、二つのクラスの担任だと自分に言い聞かせ、スタートを切る。
全ての空いている時間は、隣のクラスに入り、授業を進め、学級経営を肩代わりするということだ。
とは言っても、そんなに空き時間があるわけもなし。
この日は、家庭科の空き時間が2時間あったので、国語と理科の授業に入る。
国語も理科も基本を「班での学習活動」を取り入れることに置く。

放課後は、残っている女子達と話をしながら隣のクラスの掃除。
とにかく「生き物広場」のようにたくさんの生き物がいる教室なので、掃除をきちんとしてやらないと、不衛生になってしまうのだ。

この日は、5年生の研究授業と事後研があった。
私は、授業部門の研究主任という立場なので、こちらも大忙し。
子ども達が、自分達のオリジナルの振り付けで入場してくる場面での「振り付けの話し合い場面」を検討するというのが、今回の研究の趣旨。
話し合いを活性化するためには、「小人数での話し合いとすること」「何を話し合うのかを明確にすること」「誰が話し合いを進めるのかを明確にすること」などが、事前研の場で確認されていた。

しかし、実際には、何を話し合うのかが明確になっていなかった。
つまり、入場の踊りの振りは、何をもとに考えるのか・・・ということに対して、事前研で学年からは「衣装に合った振り付け」という答えが返っていた。
ところが、子ども達は、「衣装」を中心とした振り付けの話し合いができなかった。つまり、衣装が明確になっていなかったのだ。

「たとえば、グループの一人が衣装を着ていて、出された案をやってみることができれば、もう少し活発な話し合いになったのではないか」
「言葉の発表だけでなく、やってみせ、またグループのみんなもやってみて、善し悪しを判断することも大切。言葉だけの発表で、うまく伝わらなかった面がある」
などの意見が出された。
金曜日の「平盛国際フェスティバル」で、子ども達がどう変化していったかを見ることができる・・・楽しみだ。

夕方から、隣のクラスの一週間の学習予定を立て、管理職の承諾を得る。
多くの先生の力を借り、休まれている間、隣のクラスを平常通りに動かさねばならない。

夜、疲れて、何をする気力もなし・・・爆睡
by sitoi | 2004-11-18 07:08 | Comments(0)

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