2010年 10月 12日
10月7日 シークレットフレンド
で、今日は、クラスで取り組んでみることに。
とは言っても、時間がない。
そこで、朝の10分を使って説明を行った。
「今日は、シークレットフレンドというゲームをします。そう、秘密の友達です。今から、くじを引いてもらいます。くじには、1~29までの数字が書かれています。そのくじの名簿番号の人が今日一日、あなたの秘密の友達というわけです。してほしいことは、その人のことを一日じっくり見てほしいのです。その人が、どんなことを頑張っていたかを見てほしいのです。困っているようなら助けてあげて下さいね。あっ、秘密の友達ですから、さりげなく気づかれないように、ね。で、終わりの会の時に、その友達に手紙を書いてもらいます。今日は、こんなことを頑張っていたねという手紙です。」
キャー、キャーと言いながら、楽しげに一日がスタート。
今日、やってみようと思ったのは、今日は、スポーツフェスタ(運動会)に向けての全校練習やら、ハウス練習に、学年体育と、スポーツフェスタに向けての取組が3時間もある日だからだ。
教室の外で頑張っているクラスの友達に目を向けてほしいと思ったから。
教室とは違った頑張りを見せている子も少なくないのだ。
頑張ってるね、という言葉を教師ではなく、子ども達から声に出させていくようにしたい。
終わりの会では、匿名で、シークレットフレンドに向けて手紙を書く。
ごくごく短いものだ。
「全体練習の時、1年生に優しく声をかけていましたね。すごいなあと思いました。」
「応援練習の時、とっても大きな声で団長としての仕事を頑張っていましたね。」
そんな程度だ。
でも、そんな程度がとても大切。
放課後、全員分を学級通信に打ち込む。
見られている。
見ていてくれる。
そんな意識も、大切なこと。